【葛飾区】紅葉のある水辺の風景がまるで異国! 1500本のメタセコイアは間もなく見頃
区内のみならず、都内のオススメ紅葉スポットとしても知られる「都立水元公園」。水元公園では現在、イチョウ、モミジバフウ、メタセコイアなどさまざまな木々が美しい黄色や赤、オレンジに色づいて、美しい景観をさらに素敵に彩っています。
「都立水元公園」は言わずと知れた都内最大規模のマンモス公園。水郷のある景観が美しく、都内とは思えない風情を醸し出しています。普段から来園者の多い公園ですが、紅葉シーズンなだけあり、この日も平日とは思えないほどの人手でした。
公園に着くと早速美しい秋の景色が目に飛び込んできました。噴水広場のイチョウが見事に色づいています。
水元公園のシンボルとも言える「水元大橋」との美しいコラボレーション。早速異国のような景色に癒されました。
噴水広場の門から園内に入り、バーベキュー場方面に向かうと赤く色づいた「モミジバフウ」のスポットがありました。まだ緑の葉も混ざっていて緑と赤のコントラストが綺麗です。
モミジよりだいぶ大きな葉ですが、確かにモミジによく似た形をしています。
更に進むと今度はオレンジのエリアが出現。「メタセコイア」かと思いきやこちらは「ラクウショウの森」です。メタセコイアによく似ていますね!
現地看板の説明書きによるとラクウショウは恐竜時代である中世代のジュラ紀~白亜紀に繁茂していたといわれる極めて古い時代の樹木なのだとか。ラクウショウの紅葉風景を見ていたら何だか壮大なロマンを感じました。
「ラクウショウの森」を抜けて小合溜に出ると空の広さと水辺の美しい風景に癒されます。ヨーロッパの静かな田舎町に来たかのような錯覚。水鏡に映る紅葉も綺麗です。
こちらが「メタセコイアの森」。ここに植えられているメタセコイアは約1500本で都立公園最大規模の本数を誇ります。
天に向かってまっすぐに伸びる無数のメタセコイア。かつては化石しか存在せず、絶滅したと考えられていた、「生きた化石」といわれるメタセコイアがこんなにもたくさん群生している様子を目の前にすると感慨深いものがあります。メタセコイアの紅葉の全盛はもう少し先でしょうか。
メタセコイアの森の近く、ポプラ並木の向かい側にも一本だけひときわ紅葉が綺麗な木を発見。こちらは「ナンキンハゼ」です。ポプラも紅葉が美しい木ですが、こちらはすでに落葉していました。
次々に現れる紅葉を求めて、宝探しをするように歩くうち結構な距離を歩いていました。多様な木々の紅葉を見ることができるのも水元公園の醍醐味だと思います。これから12月頭にかけて紅葉が進み、更に美しい装いになっていく水元公園、ぜひ散策しに訪れてみてください♪
【水元公園】
住所:東京都葛飾区水元公園・水元猿町・東金町五、八丁目・埼玉県三郷市高洲三丁目
開園時間:常時開園
休園日:なし
アクセス:JR常磐線「金町駅」から 京成バス(戸ヶ崎操車場または西水元三丁目行き)「水元公園」下車 徒歩7分