もうご存じのことだと思いますが、富田林市役所が建て替えを行います。詳細はこちらの新庁舎建設プロジェクト(外部リンク）に記載していますが、完成して半世紀近くが経過している歴史ある建物です。

はっきりと言えることは、現在の市庁舎はまもなく見られなくなります。

そこで今回は、まもなく見ることができなくなる現在の市役所の外観を、今のうちに撮影してみることにしました。

富田林市役所の前に到着しました。この日は天候もよく、絶好の撮影日和です。

いつもなら何気なく通る市役所までの入り口ですが、今回は念入りに撮影します。

市役所は下が駐車場になっていて、スロープ状に上階に上がるようになっています。撮影しながら改めて実感しました。

なだらかな坂を上がって行くと、その先に見えるのは市議会の建物ですね。

富田林でも、楠公さんの大河ドラマ誘致運動に力が入っているようです。

市議会の入り口です。ここには入ったことがありませんが、この建物も建て替えになるんですね。

市役所の庁舎の正面を撮影しました。特に天井の部分に縦筋のように錆のようなものが見られ、老朽化しているようすがこの目で見て取れます。

いつもはそのまま中に入りますが、今日は外観だけの撮影のため、そのまま右手に歩きます。

普段は入り口から先にはいかないので、意外にこれまで見たことの無い建物がありました。

さらに歩いていきます。といっても富田林市役所の前を時計回りに一周しているだけです。

こんなところにモニュメントがあります。これは富田林から14,000キロメートル東に、姉妹都市のアメリカ・ベスレヘムがあることを示している物です。

市役所の入口の広場にこんなモニュメントがあることを初めて知りました。では新しい市庁舎ができる際、このモニュメントはどうなるのでしょうか。

さて、こちらは富田林市役所の建物が見えますが、手前にパトカーの上の部分が見えますが、手前が富田林警察署になっているからです。

地図で見れば一目瞭然です。富田林市役所は広場の前の後側にも建物が続いていますが、その左側道路に面したところに警察署の建物があります。

消防署や法務局富田林支局は、市役所や警察署から見て少し南側、郵便局よりもさらに南にありますね。

さて、こちらの表は今回の建て替えの計画書です。

このように、大まかですが建築計画が示されています。工事の施工は今年の10月1日から6年後の3月31日までという、実にロングランの工事なわけですね。

6年後に完成する新しい市庁舎は、今とは見違えるほど新しくなるのでしょう。

しかし、それまで間は工事中のため足場がつくられ、さらに防音用のシートに覆われるようになると予想されます。

わざわざ市役所の建物を撮影するためだけに市役所に来たという、もの好きな暇人は私くらいしかいないかもしれませんが、半世紀近くたつ現在の富田林市役所の市庁舎は、まもなく見られなくなります。

今のうちに目に焼き付けておくのも良いのかなという気がします。

富田林市役所（外部リンク）
住所：大阪府富田林市常盤町1番1号
TEL：0721-25-1000
アクセス：近鉄富田林西口駅から徒歩3分

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