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【育児】2億回の「愛してる」でも伝えきれない妻への愛を、育休で表現したパパの子育てが尊い!

はるママ読書家

なぞなぞです。「無休」で「無給」ってなーんだ?

答え、思いつきましたか?正解は「育児」

「あはは!わかる、わかる」って感じたなら、主体的に育児に関わったことがある方なのだろうと思います。

このなぞなぞは、パパ頭・作「パパが育休とってみたら妻子への愛が深まった話」というマンガの中から見つけました。

長男出生時に1か月、次男出生時に3カ月の育休を取得したパパ頭さん

「育休の経験は育休中だけでなく、その後の育児や夫婦生活にもすごくいい影響がある」と感じたことから、ご自身の経験をマンガにしたそうです。


「男性も絶対育休を取るべきだ!」とか「イクメン最高!」みたいな強い主張は全くなくて、パパ頭さんの当たり前の日常が、ゆる~く綴られています。

だからこそ胸に響くエピソードが、たくさん詰まっていました。

※画像はイメージです。Photo by Canva
※画像はイメージです。Photo by Canva

読書オタクのアラフォー主婦である私が、勝手に選んだ「パパ頭さんの名言」がこちら。

「見せてやる!今ここにわたしがいるという強さ!!育休をとろう!!」
「私の行動は 私の愛を映す鏡なのだ!」
「妻よ!!今日から君の『したくない』は私の『したい』だ!!!!」
「愛してるよ妻 これを言うのは2億1回目だ でも少しは伝わったかな?」

「君の『したくない』は私の『したい』だってどういうこと⁈」と思いますよね。

妻と共に慣れない育児に励むパパ頭さん。

「育児は殺人的に脳を酷使する」ということに気が付きます。

ママの頭の中は、朝食をつくる、着替えさせる、買い物に行く…など、常にタスクでいっぱい。

なのに、想定外の出来事ばかりの子育て中、それはろくに進みません。(着替えたと思ったら牛乳こぼしてビショビショに、買い物に行こうとしたら、イヤイヤが始まる…)

休憩もなし、子どもの夜泣きで夜もまともに寝られないママにとって、わずかな思考すら苦痛という現実。

※画像はイメージです。Photo by Canva
※画像はイメージです。Photo by Canva

パパ頭さんは、当初、妻のために「したいこと」を提供しようと考えていましたが、ギリギリの妻を目の当たりにして、自分が妻の「したくないこと」をまずは実行しようと心に誓うのです。(子どもの着替えとか、掃除とか、寝かしつけ…とかね)

快楽の増大より まず苦痛の軽減 それが脳を守ることに繋がる!

パパ頭さんの、妻への深い愛を感じますよね。

また、第二子出産の際、

ここでににを寂しくさせてしまったら 私は一生 肝心な時にそばにいなかった男…として生きていくことになる 2度目の育休をとろう!ににのために!! (「にに」は第一子のこと)

と決意したパパ頭さんの子育てが、めっちゃ尊いです。

「パパが育休とってみたら妻子への愛が深まった話」というマンガからは、「どうだ!俺ってイクメンだろ?」みたいな嫌味とか、「家族のために育休を取るのは当たり前」のような圧を、全く感じませんでした。

だから私としては、「妻を愛する不器用な夫の日常が描かれたマンガ」として、たくさんの人に気軽に読まれることを願います。たぶん読むだけでも、家族への愛が深まると思うので。

※画像はイメージです。Photo by Canva
※画像はイメージです。Photo by Canva

【参考文献】
パパが育休とってみたら妻子への愛が深まった話
パパ頭・作  KADOKAWA

最後まで読んでいただき、ありがとうございます

子育て中のママやパパが、少しでもホッコリできたなら幸いです。

読書家

8歳娘と6歳息子の子育ての傍ら、趣味で年間100冊以上の本を読んでいます。今まで、読書によって救われたことが何度もありました。小さな気づきが、人生を大きく変えることってありますよね。私の「読書からの学び」を綴った記事が、あなたのお役に立つのなら、幸いです。この出会いに感謝しています。

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