【京都市下京区】歴史を感じる『古民家カフェ』で香り高い日本茶を味わえる、大人の隠れ家
9月に入り少しずつ秋の訪れを感じるようになりました。まだ夏の疲れが残っているこの時期には、時間の流れを忘れるような非日常的な空間で、ゆったりと過ごしたいものです。今回は、京都駅の近くで日常から隔離されたようなカフェを紹介します。
七条通高倉通を少し下がったところにある『aotake』。築100年の京町家をリノベーションしたカフェ。正に大人の隠れ家という雰囲気。外観だけではどういうお店なのか想像できません。
門をくぐり少し奥に入ると、こちらが茶寮であることがわかります。
1階はテーブル席が2席のみ。奥に坪庭が見えます。2階席(座敷)もあります。
古さの中に新しさを感じる店内。何とも言えない空気感が日常を忘れさせてくれます。
古い土壁が侘び寂びを感じてとても素敵です。
坪庭も手入れがよく行き届いています。ぼーっと坪を眺めながらゆっくりお茶を飲むのも良いものです。
「雁ヶ音茶 冷茶」900円と「ほうじ茶 シフォンケーキ」400円。
雁ヶ音茶とは、煎茶や玉露を作る際に茶葉をふるい分けた際の茎の部分だけを集めて作ったお茶。苦味はなく、玉露の独特な風味と甘味を感じます。冷茶では香りや味を感じにくいのですが、こちらのお茶は冷茶でも十分に感じられました。
ふわふわのシフォンケーキは、甘さが控えめで、ほんのりほうじ茶の香りがします。日本茶や紅茶によく合うシフォンケーキでした。
一見では少し入りづらい店構えでしたが、店内雰囲気がとても素晴らしく、緩やかな時間の流れの中で、日常を離れ素敵な時間を味わうことができました。お近くにお越しの際には、一度立ち寄られてみては、いかがでしょうか。
aotake
京都市下京区七条通高倉材木町485
電話番号:070-2287-6866
営業時間:11:00~17:30
定休日 :火曜日・水曜日
※4名以上で来店の際は、事前にお電話でください。
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