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【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動 !Part307:結婚式のオープニングは母?他

トリリンガルのトミ韓国語講師/YouTuber

みなさん、こんにちは~!

早くも初夏の陽気を感じる今日この頃、いかがお過ごしですか?

爽やかな風が気持ちのいいこの季節は、外へのお出かけも楽しいですよね~♪

でも、休日はのんびり過ごしたいという方も多いかもしれませんね。

そんな方にオススメなのは、やっぱり韓国ドラマ鑑賞!

お気に入りのドラマをゆっくり楽しむというのも素敵な休日の過ごし方ですよね☆

今回もドラマのなかにも出てくる韓国の不思議をたくさん紹介していきますので、ぜひ、韓国ドラマ鑑賞のお供にしてくださいね^^

それでは、さっそく今日ひとつめの不思議を紹介します!

「日本とは全然違う?!韓国の選挙速報!」

韓国で国民の関心が高いニュースのひとつに「選挙」があります。

韓国は若い世代でも選挙に関心を持つ人が多く、若年層の投票率も高い傾向があります。

日本もそうですが、選挙投票日は投票締め切り時刻になると各放送局で選挙の特別番組が放送されますよ。

それぞれの放送局では、視聴者を獲得するためにさまざまな工夫が凝らされます。

若い層から、中高年層まで幅広い世代を意識して番組が作られるため、日本の選挙番組にはない面白い特徴があるんです!

まず、得票率を表すグラフに大きな違いが見られます。

日本のニュース番組だと、得票数や得票率などを表す際は棒グラフを使って表示されますよね。

韓国はというと、なんと候補者をキャラクター化してしまうんです!

候補者を模したキャラクター同士を対戦させたり、競争させたりすることで、誰が優勢なのかを表すんですよ!

ときには、流行しているアイドルの曲に合わせて、キャラクター化された候補者同士をダンスバトルさせるなんてこともあるんです!

さらに、地域別の得票率を伝える際には、各地域の特産物や観光名所などが背景に使われます。

その背景で、キャラクター化された候補者たちが戦ったり、競い合ったりすることもあるんですよ。

こうした演出は、日本の選挙番組では見られない、韓国ならではの特徴ですね。

日本の選挙番組は、どちらかというと真面目で堅い印象を受けますよね。

しかし、韓国の選挙番組にはエンタメ要素が加えられていて、視聴者が飽きることなく、楽しく見られるように工夫されているんですね!

ふたつめの不思議はこちらです!

「フルネームで呼ぶことが多い理由とは?!」

日本では、苗字や下の名前だけを呼ぶことが多いですよね。

しかし、韓国ドラマでは、フルネームで名前を呼んでいることが多いです。

普段の会話の中で相手をフルネームで呼ぶ習慣がない日本人からすると、ちょっと違和感がありますよね。

しかし、韓国ではフルネームで呼ばざるを得ない理由があるんです!

それは、「同じ苗字がとっても多いから!」という理由です。

日本人の苗字は数えきれないくらい、たくさんの種類がありますよね。

それに比べると韓国人の苗字は種類が少ないんです。

韓国人の代表的な苗字といえば「金(キム)さん」ですね。

この「金(キム)」という苗字だけで、なんと人口の約21%を占めるというから驚きです!

ドラマの登場人物や韓国の芸能人の名前を見ても、たしかに「金(キム)」という苗字の人は多いですよね。

これだけ多いと、学校のクラスや職場に同じ苗字の人が数人はいる、ということが当たり前なわけです。

苗字を呼ぶだけでは、いったい誰のことを呼んでいるのか分からない…ということが頻繁に起こるので、韓国ではフルネームで名前を呼ぶ必要があるんですね!

最後はこちら~!

「結婚式のオープニングを飾るのは両家のオモニ?!」

感動的な結婚式のシーン!ここにも、韓国ならではの光景が見られますよ。

それは、「両家の母親による華燭の点火」です!

韓国の結婚式では、新郎新婦が入場する前に、まず両家の母親が入場します。

このとき、新郎側の母親は青など寒色系の韓服、新婦側の母親はピンクなど暖色系の韓服を着用するのが定番とされています。

この色は、陰と陽を表しているといわれているんです。

今は蝋燭の色に特別決まりはないようですが、本来は新郎側の母親が青い蝋燭に、新婦側の母親が赤い蝋燭に火を灯していたそうです。

こうすることで両家の陰と陽が合わさり、暗闇を照らし、明るく幸せな未来を呼び込むという願いが込められているんですよ。

華燭というのは、結婚式の席に灯すともし火のことで、婚礼や挙式そのものを意味する言葉でもあります。

この両家の母親による華燭の点火は、これから式が始まり、両家がひとつの家族になるということを象徴する儀式といえそうですね。

いかがでしたか?

今回紹介した3つの不思議というのは、日本ではあまり見ることがないですよね。

どれも韓国ならではといった感じがしました!

それでは、また次回もお楽しみに~♪

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韓国語講師/YouTuber

韓国語講師YouTuber 登録者12万人!|韓国語講座修了者800人以上|ハン検1級→一発合格・2次試験満点|TOPIK 6級|TOEIC 985点|史上初のTOPIK広報大使|横浜領事館パートナー|ハングルの覚えかた図鑑 著者|キム・ヒチョル팬|3児の母!

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