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【岐阜/羽島】パンダ好きに教えたくなる!街中にひっそりと佇む昭和レトロな喫茶店

旅人間はらぺこライター

はらぺこライターの旅人間です。今回は岐阜県羽島市にあるパンダ好きには教えたくなる昭和レトロな喫茶店を紹介しましょう。とっても素朴で、街中にひっそりと佇んでいる隠れ家的なお店だ。

珈琲と食事 パンダ

名神高速の岐阜羽島ICから車で3分ほど、静かな街中を車で走っていると「パンダ」と書かれた看板が目に入った。

その奥に目をそらせば中国国旗に使われている色をイメージする赤色を背景にパンダが描かれ、笹の部分には丸い窓がある。

広い駐車場に車をとめ、横を見れば窓の形がまたユニーク。なんて昭和な雰囲気の喫茶店なんだろうか。

この店の名前は、ズバリそのまま「パンダ」という。

吸い込まれるように店内へ

扉を開けると…

パンダのぬいぐるみが”ゆる~く”飾られている。

店内には大きなパンダの絵はあるが、それほどパンダパンダはしていない。素朴な雰囲気と言えるだろう。

お店の方に「どうしてパンダなんですか?」と聞けば「日本に初めてパンダが来た年にお店をオープンしたので…」と控えめに教えてくれた。

<日本にパンダが初めて来たのはいつ?>
カンカン(康康)とランラン(蘭蘭)は、東京都恩賜上野動物園で飼育されていた2頭のジャイアントパンダである。1972年9月の日中国交正常化を記念して中華人民共和国から贈呈された。
同年10月28日来園。11月5日に一般公開されて日本中に大フィーバーを巻き起こした。公開初日には見物客が約6万人、最盛期には毎日平均1万5千人が訪れ、長さ2キロメートルにわたる2時間待ちの行列ができ、観覧時間はわずか30秒であった。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用(外部リンク)

外観がパンダの雰囲気に包まれた純粋なレトロ喫茶店といった感じ。壁にはマンガがずらっと並び、所々にテーブルゲームが複数台ある。

しかし、ゲームはもう画面が見えないので実際に使えないそうだ。テーブルの一つとして使われている。

メニューにはパンダのイラストはあるが、パンダらしいメニューは特にない。

開業してから50年以上の月日が流れ、古さはあるが店内は日々丁寧にされているがよく分かる。メニュー表もキレイにファイリングされている。

今回は雰囲気に影響されソーダフロートを注文してみた。

ドリンクにはおやつ付き。

これらのサービスは東海地方の喫茶店文化の特徴だ。改めて、ありがたいサービスに感謝したい。

静かで落ち着きのある喫茶店。パンダ好きな人に教えたくなるようなお店。とは言えば、店内はそれほどパンダパンダしていない。

レトロ喫茶が好きな人の方がハマるかも。興味のある方は是非、ゆったりと時間を過ごすのにも最適ですよ。

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珈琲と食事 パンダ
住所:岐阜県羽島市江吉良町1557
営業時間:8:00~17:00
定休日:火曜
地図(外部リンク)

はらぺこライター

旅行好きのライター。各地に伝わる伝説や民話、古くから地元で大切にされているモノを親しみやすく紹介したい|地元で人気の食堂やレトロな喫茶店巡り|”思わずクスッと笑ってしまうような”珍スポット探し|目標は個性的でヘンテコな旅本の出版|フォローして頂けたら嬉しいです。

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