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アニサキスの食中毒を予防するには?魚を安心して食べる方法

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釣った魚を持ち帰って食べることも釣りの楽しみの一つですが、そんな時に切っても切り離せないのがアニサキス問題。

何も対策しないとアニサキス中毒になって、辛い思いをすることになります。

そこで今回は、釣った魚を安心して食べるためにアニサキスの対策方法について4つ紹介したいと思います!

対策の前に

具体的な対策の前に、アニサキスにまつわる注意点について紹介します。

よく質問で聞かれるのが「アジにアニサキスはいますか?」といった魚種に関することなのですが、アニサキスは海で釣れるほとんどの魚に寄生する可能性があるので、特定の魚種だから大丈夫ということはないと思った方が良いです。

またアニサキスが醤油やワサビなどの調味料で対策できるという噂もあるようですが、調味料では対策できないので注意しましょう。

アニサキスの中毒は体内に入ったアニサキスが胃や腸の壁に突き刺さるという「アニサキス症」と、アニサキスを抗原とする「アニサキスアレルギー」がありますが、今回はアニサキス症の対策について紹介します。

対策① 加熱する

魚を安心して食べたいのであれば、やはり加熱して食べるのがオススメです。

アニサキスは高温で熱すると死滅するので、70度以上の熱を加えるか、60度以上で1分以上加熱しましょう。

対策② 冷凍する

アニサキスは冷凍することでも死滅させることができるので、加熱しない場合は冷凍すると良いでしょう。

ただし-20度でも24時間以上かかるため、釣ったその日に食べることはできないので注意が必要です。

対策③ 目視でチェック

3つ目の対策は目視でのチェックです。

アニサキスは寄生虫の中では比較的大きいので、2-3cm程度の細長い透明の生き物がいたら取り除きます。

ただし見落とすこともあり不確実な方法なので、そのほかの方法と組み合わせると良いでしょう。

ちなみにアニサキスはブラックライトを当てると光るようですが、光りやすい波長があるようで百均のUVライトでは光りませんでした。

対策④ なめろうにする

対策の4つ目はなめろうにすることです。

アニサキスは切断する等、体を傷つけることで死滅するようで、なめろうのように身を細かくきりきざんだ料理であれば、調理の過程でアニサキスが切断されて死滅するケースが多そうです。

ただしこの方法もアニサキスに刃が当たらずに見逃してしまう可能性があるので、加熱や冷凍の方が確実です。

今回はアニサキスの対策法を4つ紹介しました!

アニサキスの対策や詳細については厚生労働省のHPに記載されているので、魚を安心して食べるためにも見てみてください。

他にも釣りに役立つ情報を紹介しているので、興味がある方はぜひご覧ください。

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