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親子3世代で盛り上がるカラオケの曲は、意外にも洋楽!?

ピッグママチャイルドコーチングアドバイザー/メンタル心理カウンセラー
Photo:pixabay

夏休みに入り、外遊びは熱中症などの危険が高いことから、涼しい屋内で遊ぶ機会が多いかと思います。運動やゲームと違い、親子3世代が一緒に楽しめる娯楽として、カラオケに行くこともあるのではないでしょうか。しかしながら、選曲に迷い、世代間のジェネレーションギャップを感じるという不安もあるのでは。

※この理論には科学的根拠などは一切ございません。

実際に親子3世代でカラオケに行き、「恐らくそうなんじゃないか?」と推論し、自分たちはそう実感したという話です。仮説を立てて検証することは、夏休みの自由研究などにも役立つので、ネタとして参考にしてもらえれば幸いです。

「最新の曲は、速くて歌うのが難しい」

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子どもに好きな曲を歌ってもらおうと思い、子どもが好きなアニメの曲などを入れてみます。しかしながら「一緒に歌って!」と言われ、歌ってみると、速くて歌うのが難しいと感じたことはないでしょうか。70代の父に至っては「速くて何て歌っているかわからない」「何についての歌なのかもわからなかった」といった具合です。

「何がそんなに難しいの?」と思われる人もいるかもしれません。歌詞に英語と日本語が入り混じっている、曲のテンポが速い、音程の上下が激しい、そこにラップが加わると、高い歌唱力が必要なのではないでしょうか。私たち親世代から現在も放映されているアニメの曲だと、3世代とも知っているので歌えました。例えば、ちびまる子ちゃんの『踊るポンポコリン』や忍たま乱太郎の『100%勇気』、サザエさんのテーマソングなど。

では、じぃじに合わせて、今度は昭和の歌謡曲を入れてみましょう。そうすると、速い曲を聴き慣れているせいか、子どもにとっては「ゆっくり過ぎて歌うのが難しい」「聴いたことがないからわからない」という問題がでてきました。平成のヒットソングに至っては、どちらの世代からも「聞いたことはあるけれど、ちゃんと聞いてないから歌うのは難しい」といった具合です。

「いっそのこと、好きな曲を歌おう!」

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「親子3世代全員が知っていて、歌える曲はないのでは?」と半ば諦めていました。「どうせわからないなら、各々好きな曲を歌おう!」ということで、試しに自分が好きなQueenの名曲『We Will Rock You』を入れてみました。マイクを握り、イントロが流れた途端、全員が「この曲なら知ってる!」と立ち上がったのです。

そこからは、Queenの無双状態です。『We Are The Champions』『Radio GA GA』など、これらの曲に共通することとして、サビになったら同じフレーズを繰り返す曲は、「英語をそこまで理解できていなくても、なんとなく歌えるのでは?」という可能性がでてきました。事実、70代の父も未就学児の子も、英語は得意ではありません。

「サビになったら、同じフレーズを繰り返す楽曲は、誰でも歌える」という仮説を立ててからは、検証のため、懐かしい曲から最新の曲まで入れてみることにしました。映画『トップガン』のテーマソングでもある『Danger Zone』やBee Gees の 『Stayin' Alive』、Taylor Swift の 『Shake It Off』、Creepy Nuts の『Bling-Bang-Bang-Born』も「サビだけなら歌える」ということがわかりました。

さいごに

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サビになったら同じフレーズを繰り返す楽曲は世界的なヒット曲とも因果関係があるとは思いませんか。Taylor Swift の『Shake It Off 』はYouTubeで34億回も再生されており、今年大ヒットとなっている Creepy Nuts の『Bling-Bang-Bang-Born』も現時点で約2億回再生されています。事実、日本だけでなくタイ、シンガポール、フランス、イギリス、南アフリカ、アメリカ、ブラジルの7か国で首位に輝くなど、世界的にヒットしています。

「大抵の曲は、サビになったら同じフレーズを繰り返すのでは?」と思われた人もいるかもしれません。世界的なヒット曲となるためには、それにある2つの条件が加わると個人的には思っています。1つは、ビートに関すること、もう1つは歌詞(フレーズ)に関することです。夏休みに、家族でこの答えを考えてみてはいかがでしょうか。

チャイルドコーチングアドバイザー/メンタル心理カウンセラー

一児の母として、コーチングや心理学を子育てに応用する方法などを発信。産後うつや育児ノイローゼを経験し、発想の転換や思考の癖などを理解することで克服。実践しやすい「育児や人間関係の問題」に役立つ物事の捉えかたを一緒に考えていきましょう!

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