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【大阪市】かに道楽道頓堀本店のオリジナル、「かにアイス」が新名物に?

北代靖典フリーライター(大阪市)

皆さま、こんにちは。

アイスが欲しくなる時季になりましたね。

そこで「かにアイス」のご紹介です。かにアイスってご存知ですか?

大阪ミナミにある「かに道楽道頓堀本店」の店頭で販売している、新・道頓堀名物とも言われているものです。

かに道楽オリジナルの「かにアイス」
かに道楽オリジナルの「かにアイス」

昨年11月から販売の商品ですが、アイスはこれからがシーズン。どんなお味なのか、食べてみたくなって足を運びました。なんせこのアイス、試作を重ね、2年の歳月を要して販売に至ったという経緯があります。

国産のズワイガニの身をそのまま使用し、カニの風味を何よりも重視し、カニ感にこだわって開発されたらしいですよ。

そんな事前情報を調べ、取材を兼ねてお店へ向かいました。

かに道楽道頓堀本店
かに道楽道頓堀本店

ありました!

巨大な動くカニ看板が有名なお店、その店頭で販売中でありました。

かにアイス1個500円(税込み)。

〈道頓堀名物 かにアイス かに身入り かに道楽オリジナル〉と、パッケージにあります。内容量は95ml、手ごろなサイズですね。

今や道頓堀名物?「かにアイス」
今や道頓堀名物?「かにアイス」

食べる前に「かに道楽道頓堀本店」店長の小林泰三さんに話を伺いました。

「開発に2年かかりました。アイスの中にカニの身を入れ、カニらしくするのに苦労しました。それと、キリバス共和国のクリスマス島産の天日塩を使っています。この島はカニの島として有名で、アカガニがたくさんいます。食べられるカニじゃないんですが、その島の塩を入れています」

この島にはクリスマスアカガニが数千万個体も存在しているそうです。そんな島の天然天日干しの塩をアクセントに使用。ますます興味がわいてきましたね。

購入時に木のスプーンが付いてきます。

さて、食べてみました。

このアイス、最初はカチカチですが、次第に溶けてきます。

最初はカチカチ
最初はカチカチ

次第に溶けてきます
次第に溶けてきます

もっとカニ味が強烈なのかと思いましたが、さにあらず。バニラの味とカニ風味が絶妙に融合し、食べ進めるうちに癖になるのです。

かに身もおいしい。

量もちょうどいい感じ。開発に2年もかかったというのが頷けました。

かにアイスは本店の店頭のみで販売中です。

また、店頭では「かにまん」(1個500円)も販売しています。

「かにまん」は外国人にも人気
「かにまん」は外国人にも人気

「かにまんは1日300個しか作れず、生産が追いついていない状態です。毎日300個ほどが売れますから。最近は海外の人も増え、かにまんを買っていかれますよ。アイスはこれからでしょう」(店長さん)

以上、かにアイスだけでなく、かにまんもご紹介。どちらも道頓堀散策にいいのではないでしょうか?

巨大なカニが目印
巨大なカニが目印

店舗情報

店名:かに道楽道頓堀本店

住所:大阪市中央区道頓堀1-6-18

電話:06-6211-8975

営業時間:11:00~22:00(店頭販売終了21:00)

定休日:なし

アクセス:地下鉄なんば駅から徒歩約5分

フリーライター(大阪市)

新聞記者を経て、フリーライターに。小説執筆、新人賞も受賞。グルメ、イベント、人物記事など多数。現在、ブログサイト「居酒ジャーナル」など運営中。

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