【捨てられたプーさん人形に訪れた“青春”！】〜素敵なシンデレラストーリー！〜
街中でたまーに、あっと驚くモノが捨てられている事ありますよね。こんな所に捨てちゃダメだよ、と見つける度に思いますが…そんな不法投棄されたモノに幸せが訪れたエピソードをご紹介させて頂きます。
とある会社にて、従業員さんが倉庫の扉を開けたらびっくり…！なんと物置きのような狭い倉庫に、ある日突然『くまのプーさんの“特大サイズ”のぬいぐるみ』が置いてあったのでした！
どうしたのかと事情を調べてみると…他の従業員が外出した際に、公園でポツンと寂しそうにしていた(不法投棄されていた)プーさんのぬいぐるみを見つけて可哀想でどうしても放っておけなくて、
でも特大サイズのぬいぐるみを置く所が無かったので仕方なく、普段灯油などを入れて物置き化している会社の倉庫に置かれていたのでした。
不法投棄されていたプーさん…、
とはいえ会社内に置くことも難しく引き取り手も見つからないのでしばらく倉庫に置かれていたプーさん人形。「どうなっちゃうのかな？」なんてみんなが思っていたある日、以前その会社で働いていた『元職場の人から連絡』があったのでした！
その連絡の内容は「倉庫のプーさんを自分の新しい職場へ引き取らせて貰えませんか？｣という事で、プーさんの居場所を探していた事もあり快く承諾すると、連絡をくれた方は公園にも物置にも置かれて汚かったプーさんをはキレイに洗って、その方の新しい職場である『学校の図書館』へ連れて行ってくれたのでした…！
そう、倉庫で寂しそうな特大プーさんの事を職場が変わってもずっと気にかけてくれていて…新しい職場で“プーさんの居場所”を作ってくれたのです！
そして学校へ行ったプーさんは、図書館のイスに座らせてもらい、手元に『くまのプーさんの本』をまるで読んでいるみたいに置いてセッティングもらったというから素敵です…！
青春がやって来たプーさん人形！
すると早速、読書プーさんを見た生徒達が一緒に写真を撮ったり、隣で本を読んだりして“一躍、学校中の人気者になったのでした…！”
前の持ち主に残念ながら捨てられて、泥だらけで公園いた寂しいプーさんが…拾ってもらった会社の人達によってキレイに洗われ、明るい学校図書館に居場所を作って貰って、みんなに愛されていると思うと、とっても素敵な『シンデレラストーリー』だなぁと感動します！（苦しい時期があっても諦めてはいけませんね、きっと輝かしい瞬間が来る！）
『これからも生徒のみんなと一緒に勉強したり、本を読んだり、おしゃべりを楽しんで、プーさんも高校生のみんなと素敵な青春を送って欲しいです。』とSNSにてプーさんを拾った会社の方から届いて大変感激したこのエピソード。この明るいニュースを知って癒される人が更に増えたらいいなと思って記事にしてみました。
中山少年（なかやましょうねん）1995年生まれ。東京都出身。日常のほっこりした発見を漫画にしてSNSに投稿しています。Instagramフォロワーは9万人！《いいねやフォローして頂けると、励みになります！》
2月4日 掲載
