宗像市広陵台にある「広陵台中央公園」は、住宅街にあって水鳥たちの集まる大きな池を回遊するように、遊歩道が整えられた公園です。
住宅の近くには遊具が設置された広い公園と、多目的に使えるグランドが広がります。
公衆トイレや駐車場もあるので、子どもを連れてハイキングがてら散歩もいいでしょう。

◇広陵台中央公園の周辺

広陵台は閑静な住宅街が広がる地域です。
「広陵台中央公園」は県道463号線と75号線を結ぶように走る道路の南側に位置し、広陵台古墳公園とともに住民の憩いの場になっています。

公園正面の入り口と反対側に駐車場があり、その周辺は樹木がていねいに剪定（せんてい）されていて、とてもきれいです。

西鉄バスが走る主要道路には「広陵台中央公園前」バス停があり、バスを降りてすぐ道路わきから入ることができます。

住宅街側からは、どこからでもはいれるように、公園が解放されていました。

◇ゆったりとした遊び空間

広場の周辺に遊具が配置されていて、広々とした空間で子どもたちが走りまわっています。

遊具のある広場とつながるように、多目的に使えるグランドがあります。

木陰にベンチがあるグランドは、グランドゴルフなどの練習にも使われているようです。

◇水鳥の楽園

池の周辺は木々におおわれて、簡単には池をのぞくことはできません。
公園敷地内の多くを占める広い池は、侵入できないようしっかりとした柵でかこまれています。

それでも所どころ柵越しに、池の様子がわかるように樹木が整備されているみたいです。
木々のすき間から水鳥たちのダンスが見えました。

広々とした池は侵入者もなく、水鳥たちの楽園そのもののようです。

木の上ではカワウやシラサギが羽を休め、水にはカモたちが集う、なんとものどかな風景がみられます。

◇池周辺でくつろぐ

公園入口のエントランスには、何か所もベンチが設置されていて、樹木が美しく森林浴もできそうです。

グランドと池の間のベンチには、パーゴラが適度な日陰を作っています。

バス道に沿った遊歩道の一角には東屋（あずまや）があり、なんとなく風情があります。
ここからも池が望めて、ほっこりとした気分を味わいました。

宗像市内には、よく整備された自然豊かな公園が多数あり、人にいやしを与えてくれています。
「広陵台中央公園」もそのひとつで、樹木の間をウォーキングしたり、野鳥の観察もできる公園です。
赤間駅南口からバスで15分、車なら10分ほどで来られて駐車場もあるので気軽に利用できます。
これから季節は春に向かい、出かけるチャンスも多くなると思いますが、近くで自然が楽しめる市内の公園をたずねてみるのはどうでしょう。