「まるで鯛の味!?」釣ったブラックバスで干物を作った結果
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魚を釣ることだけでなく、釣った魚を持ち帰って食べることも釣りの楽しみの一つだと思いますが、ブラックバスを持ち帰って食べる方はあまりいませんよね?
そこで今回は、そんなブラックバスを釣って持ち帰って調理してみました!
多くの釣り人がブラックバスを食べない理由
多くの釣り人がブラックバスを食べない理由のほとんどが「泥臭そうだから」「まずそうだから」といったイメージをバスに抱いているからではないでしょうか。
ですがこれらのイメージはブラックバスが釣れたところの水質が悪いからで、実はブラックバス自体は食用として日本に連れられてきたこともあり非常に美味しい魚なんです!
実際にブラックバスを釣って調理してみた
という訳で、早速ブラックバスを釣ってきました。
サイズは40cm程度、よく太った食べごろのサイズです。
こちらのブラックバスを調理していきます。
下ごしらえ
まず釣ったブラックバスの下ごしらえをしていきます。
ブラックバスは淡水魚特有のぬめりの強さがあり、このぬめりが残ったり身に移ると臭みのもとになるのでしっかり落としましょう。
塩でもぬめりは落とせるのですが、大量の塩が必要になることと時間がかかるため、お酢を使ってぬめりを落とすと非常に楽です。
ぬめりをおとして鱗を落としたら、内臓を取り出します。
内臓を取り出したら、さらに捌いて干物の形にしていきます。
その後、念入りに臭みをとるために表面に塩をふって10分放置します。
塩をふると水分とともに臭みのもとも一緒に取り出すことができるので、魚の生臭さ等を抑えることができます。
天日干し
10分経ったら塩と水分を洗い流し、味付け用に塩を振って天日干しにします。
グリルに入りきらなかったので、半身にして干しました。
そして1日干した様子がこちら。
ここまでくると、ブラックバスには見えませんね笑
焼き上げる
天日干しにしたブラックバスを、グリルに入れて焼いていきます。
淡水魚は特に寄生虫などの心配もあるので、弱火でじっくり焼いていきましょう。
両面を弱火でじっくり焼くと、焼き魚の香ばしい美味しそうな香りが!
出来上がった姿はもはや焼き魚そのもの!
黙って出されたらブラックバスだと気づく人は相当少ないのではないでしょうか?
いざ、実食
出来上がったブラックバスの干物を、いざ食べてみます!
香りは食欲をそそる焼き魚そのもの、見た目もよく見る白身魚にしか見えません。
さっそく口の中に運んでみると…
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「これは、まさしく鯛の味…!!」
白身魚特有の旨味が非常に濃厚で、身も引きしまって食べ応えのある食感をしています。
同じ白身魚でも、個人的にはスズキよりも美味しいと感じました…!
これだけ美味しい魚が食べられていないなんて、本当にもったいない。
あまりの美味しさに、すぐに完食していました。
ちなみにブラックバスも鯛と同じスズキの仲間ということもあり、「鯛の鯛」ならぬ「バスの鯛」があります。
近い仲間ということもあり、味が似ているのも納得ですね。
今回は釣ったブラックバスで干物を作った結果について紹介しました!
外来種ということで迷惑者になっているブラックバスですが、きちんと処理すれば美味しく食べられるので、興味がある方はぜひ試してみてください。
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