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夏老けを防ぐために日焼け止めの塗り直しはマスト。美容のプロが推す2品と正しい日焼け止めの塗り直し方

遠藤幸子美容研究家/美容ライター
美容のプロが推す、塗り直しに最適な日焼け止め2品

お付き合いいただき、ありがとうございます。エイジング美容研究家・美容ライター遠藤幸子です。

遠藤幸子の活動実績は、こちら

残暑が厳しい今時期、汗や皮脂の影響でメイクが崩れ、朝に塗った日焼け止めも流れがち。とはいえ、まだまだ紫外線量が多い時期なので、塗り直して紫外線対策をしっかり行い、夏老けを防ぎましょう。

今回は、塗り直しに最適な日焼け止めと、正しい塗り直し方を紹介します。

塗り直しに最適な日焼け止め選びのポイント

屋外で長く過ごす日は特に日焼け止めの塗り直しを忘れないこと
屋外で長く過ごす日は特に日焼け止めの塗り直しを忘れないこと

メイクの上から塗り直すことを考えると、顔に使用するのはクッションやパウダー、スティックなどが便利。手を汚さずに使用でき、メイクの上からでも塗りやすいので外出先でも重宝します。

顔だけではなく、首や首の後ろ、デコルテ、腕や足などにも塗り直すことを考えると、顔用とそれ以外とで使い分けるのがベスト。顔以外にはクリームやミルク、ジェルなど広範囲に塗りやすいものを選びましょう。

クリームやミルク、ジェルなどは、みずみずしくのびやかなテクスチャーで肌が冷房の影響で乾燥していてもムラなくのばしやすいもの選びましょう。それでいて肌にうるおいを与えてくれるものがおすすめです。

美容のプロが愛用している塗り直しに最適な日焼け止め2選

mgb skin(画像右)とbeshared(画像左)
mgb skin(画像右)とbeshared(画像左)

上記の選び方のポイントを踏まえ、筆者が持ち歩いて日中外出先でも塗り直しに使用しているのは、主に下記の日焼け止めです。

(1)mgb skin「GLOW SUN CUSHION」

(SPF50/PA ++++ 税込価格3,630円)

清潔感のあるビジュアルが印象的なmgb skin「GLOW SUN CUSHION」
清潔感のあるビジュアルが印象的なmgb skin「GLOW SUN CUSHION」

実業家・インスタグラマーとしてご活躍のmegbabyさんプロデュースブランド「mgb skin(エムジービースキン)」。敏感肌での安心して使える製品が揃うブランドです。

昨年からハマってさまざまな製品を愛用していますが、最近出番が多いのがクッションタイプの日焼け止め。

手を汚さずに手早く塗り直せて、7種類の「ヒアルロン酸」と「セラミド」を配合しているので肌にうるおいを与えます。

パフに染み込んでいく様からもみずみずしさが伝わる
パフに染み込んでいく様からもみずみずしさが伝わる

それに加えて、肌荒れを防ぐ「ツボクサエキス」やハリ肌へと導く「ローズコンプレックス(カニナバラ花エキス、ローズ油)」も配合されています。

スキンケア効果だけでなく、仕上がりも美しく、透明感とツヤのある肌に整えてくれるところがお気に入りです。また、塗ったときにひんやり感があるのもこの時期嬉しいポイント。

仕上がりは、キメが整ったなめらかな肌に整う印象
仕上がりは、キメが整ったなめらかな肌に整う印象

クッションファンデーションと同じくらいのサイズなので、ポーチに入れて持ち歩きやすく、可愛いビジュアルにも惹かれています。

なお、クレンジングで落とすことが推奨されています。

(2)beshared「UVプロテクトスムース」

(SPF50+/PA++++ 税込価格3,520円)

性別や年齢に囚われず使いやすいパッケージのbeshared「UVプロテクトスムース」
性別や年齢に囚われず使いやすいパッケージのbeshared「UVプロテクトスムース」

「beshared(ビシェアド)」は、パートナーと一緒に楽しむことができるジェンダーレスなスキンケアブランド。

こちらの日焼け止めジェルは、スリムで軽く、荷物をできるだけ少なくしてバッグが重くならないようにしている筆者のニーズにマッチした製品。

なんといっても素晴らしいのは、みずみずしく軽やかな使用感。

肌になじませるときの心地よさは、筆者の中ではピカイチ!
肌になじませるときの心地よさは、筆者の中ではピカイチ!

汗ばむ季節に使いやすいだけでなく、乾燥が気になる肌に塗ってもムラになりにくいのが嬉しいです。

美容成分を88%も配合しているので、うるおいのあるなめらかな肌に導くところも◎。

肌にうるおいを与えることでキメが整った美肌に仕上がる
肌にうるおいを与えることでキメが整った美肌に仕上がる

注目したいのは、紫外線を浴びるほどうるおいに変える成分といわれる「オキソチアゾリジン」を配合している点。

日焼け止めは年々進化し、多機能化やハイスペック化が止まらない印象で、紫外線をただ防止するだけでなく、うまく味方にする製品が増えています。塗り直しでもそんな製品を取り入れてみては?

なお、こちらの製品は洗顔料で落とせます。

日焼け止めを塗り直す方法

日焼け止めは薄く塗り広げないこと
日焼け止めは薄く塗り広げないこと

大量の汗をかき、皮脂の分泌量も多いと、日焼け止めを塗り直すときにひと工夫必要です。一旦クレンジングや洗顔で落とすことなく塗り直す方法は、下記の通り。

(1)汗や皮脂をティッシュや使い捨てスポンジなどで抑える。

(2)日焼け止めを塗り直す。クッションの場合はメイクの上からポンポンと塗り重ねる。顔以外の部分は少し小刻みにジグザグ塗りながら薄く塗るのではなく、肌に置くようなイメージで塗る。日焼けしやすい部分は重ね塗りを。

(3)ハンドプレス(手で覆って日焼け止めを密着させる)してからさらに日焼け止めの油分が多く感じられた場合は、軽くティッシュオフする。

(4)仕上げに必ずフェイスパウダーを重ねる。

まとめ

日焼け止めは持ち歩き、帽子やサングラス、日傘など併用すること
日焼け止めは持ち歩き、帽子やサングラス、日傘など併用すること

夏や残暑の時期は、汗や皮脂の影響で日焼け止めが流れてしまうことがあります。そのままにしておくと、紫外線によるダメージを受けて肌老化が加速しやすくなります。一刻も早く汗や皮脂を拭いてから日焼け止めを塗り直すことが大切です。

塗り直しに使う日焼け止めは、保湿力がありながら顔用ならメイクの上からでも使いやすいもの、ボディ用ならムラなく心地よく使用できるものを選びましょう。

※今回紹介の2品はブランド様よりご提供いただいておりますが、一切の忖度なくレビューしております。

Instagramでは、45歳からの若返りを意識した美容情報を発信しています。愛用品も紹介していますので、ご興味のある方はぜひご覧いただけますと幸いです。

筆者のInstagramのアカウント
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ほぼセルフケアで肌年齢−14歳を叶えた方法やコスメ選び・若返りメイクのポイントを紹介
ほぼセルフケアで肌年齢−14歳を叶えた方法やコスメ選び・若返りメイクのポイントを紹介

美容研究家/美容ライター

アットコスメ編集部の公認のビューティストに認定されたのを足掛かりに、2014年よりエイジング美容研究家・美容ライターとして活動を開始。スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持し、All About化粧品・コスメ ガイドも務める。雑誌や企業のウェブサイト、ウェブメディアなどにて美容記事の執筆・監修を行うほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、コスメブランドのインフォマーシャル、広告などにも出演。日本抗加齢医学会正会員。ゆらぎ世代とも言える40代が、楽しみながら年齢を重ねるための美のヒントを発信中。

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