作らないなんてもったいない!「にんじんの葉」で無限おかず【野菜のプロ】農業女子歴15年が伝授!
真冬になる前の今の時期だけ、にんじんは葉っぱ付きで販売されていたりします。真冬になると、さすがに葉っぱもチリチリになってしまうので、葉っぱはカットして販売されますが、今はちょうどふさふさのおいしそうな緑色の葉っぱ付き人参が出荷されているところも多いです。そのため、今だけのものなので、みつけたら手に取って食べてほしいです。
葉っぱは「かきあげ」がいいですよ!という人は信頼しない!
秋冬はイベント等が多くて、ファーマーズマーケット的に農家が出店して販売していることに出合うことも多いと思います。葉っぱ付きの人参を販売している農家で「かきあげがおすすめ」という農家さんは信頼しないようにしています。大抵の場合受け売りで、自分で作ったことないのに言ってる人多いのですよ。私のまわりにもそんな農家ばっかりで、いつも私が突っ込んで聞いています。自分では作らないのに、どう他に食べていいのか知らないから「かきあげ」しか答えられないという悲しい現状があります。
一度湯がいて、佃煮にしてみて!
にんじんの葉っぱはちょっとだけクセがあるのですが、そのクセを独特の風味に変えるのが、「佃煮」です。一度湯がいてから、しっかり水にとり、できたら1時間ほどしっかり水に浸けておくことでクセも多少なくなります。
細かく刻んだらじっくり煮るだけ
細かく刻んだら、あとは「しょうゆ・酒・みりん・砂糖」などをお好みの量入れてじっくり煮込むだけ、そうすると、茶色くなりいい色の佃煮のできあがりです。
これがほんとに、白いご飯にピッタリなのです。独特の葉っぱのエグミがいい味だしてて、絶品なのです。葉っぱ付きの人参を常に探してしまいたくなるほど、おいしい佃煮に変身するので、一度やってみてください。スーパーにはなかなか販売されていない「葉っぱ付き人参」ですが、スーパーでも直売コーナーにはあるかも?さらに、おでかけした際には地方などの直売所にも置いてあることが多いので、見つけてみてください。
※この記事には個人の見解を含みます。
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