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【坊ちゃんカボチャ】は小さいのにホクホク!まるごとごちそうグラタンの作り方

racss食育インストラクター・調理師/菜園家

手のひらサイズでかわいい「坊ちゃんカボチャ」。ミニカボチャの代表的な品種です。
まるごと調理ができる大きさがバーティメニューにもぴったり。

自分でも坊ちゃんカボチャを育てている筆者が、味の特徴とおすすめレシピを紹介します。

坊ちゃんカボチャの味は粉質

坊ちゃんカボチャはヴィルモランみかど(旧:協和種苗)の開発したミニカボチャ。
「強粉質」と呼ばれるホクホクタイプです。収穫してからしばらく寝かせたものは甘みも強くなります。
ミニカボチャの他の品種には「栗っプチ(旧:栗坊)」や「プッチーニ」などがあり、粉質タイプがほとんどですが、その中でもホクホク感の強い坊っちゃんカボチャ。

種類は黒っぽい緑の「坊っちゃん」、赤い表皮の「赤い坊っちゃん」、白っぽい皮の「白い坊っちゃん」があります。いずれも大きさはミニカボチャの中でも小さめの、大きくても500g前後です。
筆者が育てて収穫したものは300gとさらに小ぶりでした。一人1個まるごと食べられるサイズですね。

電子レンジとトースターで!坊ちゃんカボチャの丸ごとマカロニグラタン

可愛らしい坊ちゃんカボチャは、一人1個のお料理に向いています。丸ごと器として使ってグラタンにすると特別感が出ますね。穴を開けないよう、丁寧に調理しましょう。
電子レンジにかけてやわらかくしてからくり抜き、中身を入れてトースターで焼きめをつける手順で行います。

<材料>2個分

坊っちゃんかぼちゃ 2個

マカロニ 30g

玉ねぎ 半分

ソーセージ 2本

炒め油 小さじ1

小麦粉 大さじ1

牛乳 300ml

溶けるスライスチーズ 2枚

塩小さじ1

<作り方>

1.マカロニは規定の茹で時間で茹でておく。

2.坊ちゃんカボチャは表面をよく洗い、ラップで包んで500Wの電子レンジに6分かける(個数やサイズにより時間を増やします)。竹串がすっとささるまで、追加で30秒ずつ加熱する。

3.上部4分の1ほどを切り落とす。皮を残し、スプーンで中身を取り出す。(このとき、皮に穴を開けないよう、小型のスプーンで行うのがコツです。)

4.種と食べられる部分を分け小さく切る。切り取った上部もヘタを除いて小さく刻んでおく。

5.中に入れるソースを作る。玉ねぎは細切りにし、輪切りにしたソーセージ、カボチャの実の部分と共にフライパンで炒める。

6.玉ねぎが半透明になったら、火を中火にして小麦粉を振り入れ、まぶすように混ぜながら炒める。

7.牛乳を半量ずつ加えて伸ばす。焦げないようかき混ぜながら、とろみがつくまで5分ほど火を通す。

8.塩で味を整え、マカロニを加えて混ぜる。ソースのできあがり。

9.耐熱皿に乗せた坊ちゃんカボチャの皮にソースを流し入れる。スライスチーズでフタをする。

10.耐熱皿ごとトースターで焼く。チーズが溶けて焼きめがついたらできあがり。

坊ちゃんカボチャで作る丸ごとマカロニグラタンは、皮まで食べられてボリュームいっぱいです。マカロニ入りなので主食としても。おしゃれランチやおもてなしのメニューにも加えてくださいね。

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食育インストラクター・調理師/菜園家

学生時代~ハンドメイド作家時代に癒やされる観葉植物の室内栽培にはまったのち、屋外の家庭菜園に魅了され早15年。宿根草とハーブや野菜、野草、山菜系野菜や小果樹を庭で栽培しています。自然を楽しみながら育て、味わい尽くす方法を、調理師・食育インストラクター(2級)の目線から発信していきます。 北海道での家庭菜園の様子はInstagramと公式サイト「racssblog」にて公開中。

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