大阪メトロ 心斎橋駅近くに、大阪ではかなり珍しい福岡のご当地グルメ「鉄板焼肉」の専門店がオープンするというので訪問しました。

お邪魔したのはオープン前のレセプション。正式には11月1日のオープンです。

　今回いただいたのは、鉄板豚焼肉 並 800円、鉄板鶏焼肉850円と鉄板生餃子 焼 780円です。　鉄板焼肉は、今回初めて知ったのですが、博多ではよく知られている大衆グルメだとか。

　最初に到着した「鉄板豚焼肉」は、喫茶店でナポリタンが乗って出てくるタイプの鉄板皿にどっさりキャベツと豚肉。水分が出て、ジュージューというよりグツグツな感じで登場。

　ポイントは、鉄板の片側の下に木のブロックを挟み斜めにすることで、焼き汁を片側に寄せること。この部分に、特製の味噌を溶かして、味変を楽しめます。お肉は、食べ応えのあるタイプで、キャベツもたっぷり。

夜なのでビールでいただき、グビグビいけましたが、ごはんとの相性のほうがいいタイプ。

　鉄板鶏焼肉は、食べ方は同じですが、キャベツがタマネギになっているので、元の味付けも少し抑え気味なこともあり、タマネギの甘味も楽しめます。しかも、鶏肉にセセリを使っているので、歯応えが楽しく、個人的には、こちらの方が好み。

　生餃子は、どこが生なのかと誰もが疑問に思いそうなのですが、皮を冷凍せずにそのまま使うからだとか。テーブルに届いた焼き餃子は、かなり大ぶり。

　まずはなにもつけずに、食べてみると皮がかなり肉厚。しかもかなりのもっちりぶり。餃子のカタチをした焼き小籠包のよう。ジュワッと飛び出してくる肉汁も小籠包的。

　中の餡は余分なものが入っていない肉肉しさで、ダイレクトに豚肉の旨味を感じます。

　餃子には、ニラやニンニクなどをあえて入れていなくて、テーブルに置かれた「にんにく韮唐辛子」と一緒に食べるなど、好みの味付けで楽しむようになっています。ほかにも、いろいろな調味料が置かれているので、酢醤油だけでなく、酢コショウでも味わえます。

　初めて体験する福岡のご当地グルメですが、ええ感じのB級感。心斎橋駅にも近いので、ちょいと腹ごしらえ的に飲むのにいいように思います。もちろんランチで利用するのにもぴったり。ごはんにもよく合うので、食べ放題の烏賊の塩辛や大根の漬物と一緒に楽しんでください。