OM-1MarkⅡはマイクロフォーサーズの正統進化した名機!
どうも!YouTubeでカメラレビューなどをしているUZUMAXです。
今回は2月23日に発売予定のOMデジタルソリューションズの最新ミラーレスカメラ「OM-1 MarkⅡ」の発売前使用レビューです。
提供:OMデジタルソリューションズ
現在私が住んでいる佐渡島の宿根木を訪れた際に写真と動画を撮ってきました。
OM-1シリーズはコンパクトなボディながら高性能というのが売りのカメラです。
2022年発売の初代機もレビューした事があるのですが、今回のMarkⅡは使ってすぐに気づく良さがいくつかありました。
一つはAFの進化です。前モデルのOM-1にもディープラーニング技術を活用した「AI被写体認識AF」というものがり、フォーミュラーカー・バイク、飛行機・ヘリコプター、 鈇道、鳥、動物(犬・猫)のピント合わせに対応していました。
今回はこれに「人物」が加わりました。
顔認識や瞳認識は元々ある機能なのですが、AIによる認識が追加された事により、より正確なAFが実現しました。
動画撮影テストを行いましたが、横向き、後ろ向き、マスク着用などでもピントフレームが追従してくれてました。
野鳥撮影などに有効なC-AF+TRと言うフォーカスモードがあるのですけど、こちらは猫ちゃんで試してみて、追従性がOM-1より向上している感じは受けました。
OM-1MarkⅡは世界初のライブGNDと言う機能を搭載しました。
これはハーフNDフィルターと同じような考え方なのですが、それをカメラ内で行うと言うものです。
風景撮影でよくあるシチュエーションですが、写真のように暗い部分と明るい部分が同じ画角に入る写真は、岩を適正露出にすると空が白飛びします。空を適正露出にすると岩が暗くなります。
このような時に空にライブGNDでグラデーションをかけると全体的に明るさが適正になります。
これをカメラだけで出来るのが最高なわけですね。
海で撮影したサンプル写真です。
こちらもライブGNDを使わず撮影したものは空の雲が白く抜けてしまってます。機能を使用した撮影ではしっかりと形が細部まで見えます。
OM-1 MarkⅡは手ぶれ補正の優秀さと望遠レンズのコンパクトさが相まって、野鳥撮影/動物撮影や航空写真を撮る方にもお勧めできるカメラです。
自宅の猫ちゃんを撮影するのに久しぶりにプロキャプチャーモードも利用しましたけど、やはり便利ですね。
※シャッターボタン半押し状態にしておくと、シャッターボタン全押しから時間を遡って画像を連続記録出来る機能
OM-1MarkⅡはマイクロフォーサーズセンサー搭載のカメラで、フルサイズセンサー搭載カメラよりも前景背景ボケを作るのは苦手です。
でも、コンパクトさと多機能、何より今回新しく搭載されたライブGNDフィルターは世界初の機能という事もあり他ではないものです。
2024年2月に行われたカメラのイベントCP+でも大好評でした。
コンパクトな高性能カメラが欲しいと思っている方は、ぜひOMデジタルソリューションズ史上最高のカメラOM-1MarkⅡをチェックしてみてください。
CP+2024会場の様子
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