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元ヤクルト・ブキャナン6回無失点 リーグ2位タイの13勝目<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
13勝目を挙げた元ヤクルトのブキャナン(写真:サムスンライオンズ)

15日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

スウォンKTウィズパークのKTウィズ-サムスンライオンズは、7-0でサムスンが勝利。サムスン打線は先発全員の14安打を記録しました。

投げては先発のデービッド・ブキャナン投手(元ヤクルト)が、6回まで毎回ランナーを出すも、要所を締めて6安打無失点。7つの三振を奪っています。

この日のブキャナン投手はこれまでの登板に比べて、縦の変化球よりもカットボールの割合が高く、ストレートよりも多く投じたのがカットボール。捕手が構えたところにきっちり投じるコントロールを見せました。

ブキャナン投手はリーグ2位タイの13勝目(6敗)。チームは3連勝です。

◆「ハンファ、押し出し死球でサヨナラ。30勝目」

ハンファイーグルスはLGツインズと対戦。5-5で迎えた延長10回裏、2死満塁で途中出場のチョン・ジンホ選手がデッドボールを受け、押し出しとなり6-5でハンファがサヨナラ勝ちしました。

最下位のハンファは連敗を4で止め、107試合目でようやく30勝到達です。一方、敗れたLGは4連敗でトゥサンベアーズと入れ替わって、3位から4位に後退しています。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

次のファームの試合は18日(金)にLGツインズ戦が予定されています。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇9月15日(火)の結果

・トゥサン 7- 3 NC(チャムシル)

 勝:アルカンタラ

 敗:ライト

・キウム 5- 8 ロッテ(コチョク)

 勝:キム ゴングク

 敗:キム ジェウン

・KT 0- 7 サムスン(スウォン)

 勝:ブキャナン

 敗:デスパイネ

・ハンファ 6- 5 LG(テジョン)

 勝:パク サンウォン

 敗:コ ウソク

・KIA 1- 16 SK(クァンジュ)

 勝:チョ ヨンウ

 敗:イ ミンウ

 

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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