整理収納アドバイザーむらさきすいこです。いよいよ12月に入り、慌ただしく過ごしている人も多いのではないでしょうか。今年も片づけられなかった・・・と嘆くのはまだ早い！今回は「年末に片づけるといいモノ3選」をお伝えします。住まいの広範囲は難しくても、ポイントを絞ればまだ年内の片付けは間に合いますよ！

1.洋服とバッグ

12月中旬ごろから、一斉にセールが始まります。コートやニット、バッグなどがお買い得になると、やはり家に迎え入れたいものです。毎年「福袋」を購入する習慣がある人もいるかもしれません。そこで、新たな物を迎える前に、ぜひ所有している洋服とバッグを整理してみてください。
・買ってから何年経過している？
・今年は何回出番があった？
・今も気に入っている？
これらをポイントに確認し、古い物や使用頻度が低い物は、これを機に手放してみましょう。「7割収納」を意識すると、物が増えすぎません。
もしも、手放す対象の物が見つからなかったら、それは「今ある物で満足できている」ということ。新たに購入しなくても良いということに気付けるメリットもあります。ついつい買い物をし過ぎてしまう人は、ぜひセールを迎える前に洋服とバッグの整理をしてみてください。

２.食器

クリスマスや年末年始を迎えると、日頃は出番が少ない「とっておきの食器」がテーブルに並ぶ機会が増えます。普段は、食器棚の奥や最上段にしまい込まれている晴れの日の食器。ぜひクリスマスや年末年始を機に、本当に「すべて使えているか」確認をしてみて下さい。イベントごとの多い12月こそ、1年に1度も使っていない食器を確認できるチャンス！今後も出番がなさそうなら手放して、食器棚のスペースにゆとりを持たせましょう。あるいは、それらをより使いやすい収納場所に変えて、日常使いができるようにするのも一案です。

３．本

季節ごとに衣替えをする衣類と違って、本は年間を通して見直す機会がほとんどありません。また、他の物と比べて経年劣化を感じにくい物の１つです。本棚に収まりきらず、本が床置き状態になっていませんか？1年に1度、12月に「これからも手元に置き続けたい本」を選ぶ機会を作りましょう。本棚から本を出して整理をするついでに大掃除もできて一石二鳥！整然とした本棚はとても気持ちの良いものです。また来年、素敵な本に出会えることを楽しみに整理を進めてくださいね。

いかがでしたか？
時間にゆとりのない12月でも、ポイントを絞ればまだ間に合います。ぜひ大掃除と合わせて整理をしてみてください。今年中に住まいを片づけて、気持ちよく新年を迎えられたらいいですね。