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【大阪市】お祭りで秋を楽しむ♪ 3年ぶりの十三『神津神社 秋祭』10月22日(土)23日(日)に開催

竹内由紀子地域ニュースサイト号外NETライター(大阪市)

毎年、秋に開催されていた十三にある神津神社の『秋祭』が、今年は実施となりました。コロナ禍の為、2020年、2021年と中止になっていましたので、3年ぶりの開催となります。日程は2022年10月22日~23日の二日間です。10月14日に現地にお伺いして神社の方のお話をお聞きしたところでは、大人も子供も楽しみにしている神津神社名物の出店も実施との事でした。

入口の大鳥居です。
入口の大鳥居です。

神津神社のホームページには境内の様子がわかりやすいイラストで記されています。こちらの入口の大鳥居をくぐると本殿まで長い参道があります。

長い参道の向こうに見えるのが本殿です。
長い参道の向こうに見えるのが本殿です。

由緒ある本殿のたたずまい。平日ですが、次々と参拝する方の姿が見られました。

手水所は古めかしい建物。
手水所は古めかしい建物。

途中左手にある手水所で、手の汚れ、穢れなどを洗い流します。

本殿横に立っている由緒来歴の説明。
本殿横に立っている由緒来歴の説明。

ご存知の方が多いかと思いますが、神津神社のホームページによりますと、神津神社は明治42年(1909年)に、旧神津村の小島(こしま)、木川、野中、新在家(しんざいけ)、堀上(ほりがみ)、今里、堀の七ヶ村の氏神を、小島村(現在の十三東)の村社八幡神社を中央適当地として、合わせてお祭りしたものです。

元となる小島村の八幡神社は、四百数十年前の天正年間(1573~1592年)に祀(まつ)られていたことや、江戸時代に四度の再建がなされたことが、昭和4年の改築に際して現れた棟札(むなふだ-木の札に神名などを記し、建物の安全を願い屋根裏などにお祀りしたもの)により分かっています。しかし、詳しいことは不明で、恐らく水害や戦災(昭和20年3月の空襲により境内建物のほとんどは消失)などにより、古い記録等が失われたものと思われるとの事です。大変歴史のある神社であることがわかりますね♪

又、神津の名称は、神崎川の「神」と中津川(現在の新淀川)の「津」よりとったもので、北に神崎川、南に中津川の両河川に挟まれた地域に、明治の中頃に神津村(現在の大阪市淀川区にあたる)ができました。

ご祭神(お祭りしている神)は、次のとおりです。合わせて神津神社大神と申し上げ、土地の守護神(まもりがみ)、厄除けの神(災いを除く神)、武神(ぶのかみ-武勇の神)、殖産興業の神(しょくさんこうぎょうのかみ-産業をさかんにする神)、学問の神として崇敬されています。

応神天皇(おうじんてんのう)

神功皇后(じんぐうこうごう)

底筒男命(そこつつのおのみこと)

中筒男命(なかつつのおのみこと)

表筒男命(うわつつのおのみこと)

宇賀御魂神(うかのみたまのかみ)

菅原道真公(すがわらのみちざねこう)

少彦名神(すくなひこなのかみ)

猿田彦神(さるたひこのかみ)

境内にある十三戎神社。
境内にある十三戎神社。

また敷地内には、当氏子区域内の商工業が益々発展するように今宮戎神社の御分霊をいただいて奉斎した十三戎神社もあります。こちらでも、例年1月9・10・11日の十三戎祭が行われています。七福神の氏地内巡行をスタートとして3日間、境内では福笹授与、十三戎籤の抽選、芸能人の演芸、藤間豊宏社中・氏地内女性会の奉納舞踊が行われます。

十三駅前通り商店街。
十三駅前通り商店街。

大変わかりやすい場所にありますが、初めての方は、阪急電車十三駅の東口を出て、目の前のアーケードのある十三駅前通り商店街を進んで下さい。

向こうに大鳥居が見えます。
向こうに大鳥居が見えます。

商店街のはずれを左へ曲がると、神津神社の大鳥居が見えてきます。

稚児参拝行列の説明が境内に貼られていました。
稚児参拝行列の説明が境内に貼られていました。

駅から数分、本当に駅近です。神津神社は、十三の人や暮らしを長きに亘って見守って来て下さった由緒ある神社。今回は、久しぶりの開催の為、秋祭の出店などの規模は不明ですが、22日に稚児参拝行列が予定されているようです。秋の一日、お近くの方はもちろんの事、阪急沿線や淀川区にお住いの皆さんは、ぜひ一度、神津神社にお出かけになってはどうでしょうか。

神津神社 

〒532-0023 大阪市淀川区十三東2-6-39 

地域ニュースサイト号外NETライター(大阪市)

Z世代の娘と暮すマルチworker。吹田市在住。地域ニュースサイト号外NETで大阪市淀川区・西淀川区のライターをしています。大学は経済学部経済学科専攻でしたが、アートやインテリア等の趣味が嵩じ、生活雑貨メーカーで多様な商品開発に関与。現在は小説執筆中。淀川区は子供の頃過ごした思い入れのあるエリアです。街も生き物と考え、情報発信を通じて、様々な息吹を皆様にお伝えできればと思っています。

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