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【名古屋市中区】栄付近でうどんを食べるなら『かめ壽(かめじゅ) 本店』の「志の田うどん」がおすすめ

Satoko_Okumaライター/ごま食堂(名古屋市)

地下鉄矢場町駅1番出口から徒歩5分、栄駅13番出口から徒歩8分ほど。
池田公園の近く(西側)にある麺処、かめ壽(かめじゅ) 本店に行ってきました。

歴史は古く、創業80年超え。戦前から続く老舗です。
看板やのぼりにある通り、手打ちきしめん・そば・うどん・味噌煮込みなどの麺類、カツ丼・親子丼などの丼物も楽しめます。

メニューの豊富さも魅力の一つです(写真はメニューの一部)。

今回選んだのは、甘辛く煮た牛肉&ネギがたっぷりのった「肉うどん」(900円税込)と

かまぼこ、きざんだ油揚げ、ネギがたっぷりの「志の田うどん」(800円)。
うつわの中をよく見るとわかりますが、肉うどんとはお出汁の色が違います。

すっきりとした透明感のあるお出汁は、白醤油仕立て。白醤油は愛知県の碧南市発祥の醤油で、主原料に大豆ではなく「小麦」が使われています。塩みが効いたすっきりとした味わいが特徴で、白醤油を使うお出汁を「白」・たまり醤油を使うお出汁を「赤」と呼んで、使い分けるお店も。

ちなみに「志の田うどん」は、愛知・岐阜あたりでしか食べられない、ご当地メニュー。この地方の麺処、とくに古くから続くお店では定番メニューの一つとして出しているお店も多く、ご当地メニューだと気づいていない人も多いのだとか。

中でも、背中がオレンジのかまぼこ(赤)・青ネギ(青)・油揚げ(黄)の3色の色合いがキレイなかめ壽(かめじゅ) 本店の「志の田うどん」は、志の田の王道と言われているそう。

オープンから15時までのランチタイムはライス無料、ランチタイム限定でお得なお値段になるメニューもあります。
15時以降の22時の閉店まで中休みなく営業しているのもうれしいところ。お昼ごはんを食べそびれてしまったときや、夕方頃小腹が空いたときにも、つい立ち寄ってしまいます。

店内には4人がけのテーブルが6卓。ゆったりとした広さがあるので、家族連れにもぴったり。新聞片手に麺をすするビジネスマンやご年配のお一人様、カップルや友達同士で来店する若者の姿もあり、幅広い年代の人たちに愛されているお店であることがよくわかります。

栄・矢場町付近で、うどんやきしめん、そばを食べたくなったら『かめ壽(かめじゅ) 本店』に足を運んでみてはいかがでしょうか。

店舗詳細

店名   かめ壽(かめじゅ) 本店
住所   愛知県名古屋市中区栄5-4-1
定休日  日曜日・祝日
電話   052-241-0147
営業時間 11時30分~22時 ※土曜日は21時まで


ライター/ごま食堂(名古屋市)

名古屋市在住のフリーライター・大熊智子です。各種広告や企業広報を中心に【書く仕事】をしています。得意分野は、アート・医療・健康・地域文化・食・暮らしなど。取材・インタビューもお任せください。 また、『ごま食堂』の屋号で「食や自然を通じて、すこやかになる」をテーマに、料理教室やワークショップも開催。 グーグルマップなしでは目的地に辿り着けない方向音痴ながらも、趣味は散歩と町歩き。おいしい・楽しい・行きたくなる、名古屋の魅力をお伝えします。

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