Yahoo!ニュース

ロバート秋山が行きついた"スマホを使わない拡散"とは?『ジョイフル』新メニューのキャッチコピーも考案

コティマムフリー記者(元テレビ局芸能記者)
ジョイフル新メニューの美味しさを”拡散”するロバート秋山

 お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次さんが、大分県発祥のファミリーレストラン『ジョイフル』の「2024年秋の新グランドメニュー&新TV-CM大発表会」に登場しました。

 福岡県出身の秋山さん(以下、敬称略)は、同じ九州ということもあり23年4月からジョイフル宣伝部長に就任。これまでに何度もジョイフルに関するイベントに登場しています。今回は秋のグランドメニューと新CM発表に伴い、世界初のジョイフル専門のインフルエンサー「ジョイフルエンサー」としてイベントに登場しました。

「『ジョイフル』2024年秋の新グランドメニュー&新TV-CM大発表会」に登場した秋山/筆者撮影
「『ジョイフル』2024年秋の新グランドメニュー&新TV-CM大発表会」に登場した秋山/筆者撮影

 フォロワー数は19780815人と、2000万人近いファンを抱えるジョイフルエンサーの秋山(偶然にも、秋山さんの生年月日とフォロワー数がピッタリ同じです!)。今回は、元テレビ局芸能記者で現・フリー記者のコティマムが、ジョイフルエンサー・ロバート秋山にインフルエンサーの極意とジョイフルメニューのキャッチコピーについてお聞きしました。(取材・文=コティマム)

徹底したマニア意識で他のインフルエンサーを寄せ付けない

全身ジョイフルコーデのジョイフルエンサー・秋山/筆者撮影
全身ジョイフルコーデのジョイフルエンサー・秋山/筆者撮影

 ジョイフルカラーのイエローコーデで登場したジョイフルエンサー・秋山。アクセサリーにはジョイフルの看板をモチーフにした指輪やピアスまで装着しているという徹底ぶりです。

指輪やピアスもジョイフル/筆者撮影
指輪やピアスもジョイフル/筆者撮影

 登場するなり、会場のいたるところにカメラを向けながら連写していきます。ジョイフルのロゴだけでなく、会場に置いてあるスツールやパーテーション、スピーカーにまで興味を示し、「ジョイフルに置いてあるものはすべて興味がある」「写真フォルダーにはジョイフルに関するものしかない」と、”ジョイフル専門のインフルエンサー”を憑依させていました。

ジョイフルに関わる会場のあらゆるものを撮影するジョイフルエンサー
ジョイフルに関わる会場のあらゆるものを撮影するジョイフルエンサー

 そのため、共にゲスト登場したタレントでフォロワー85万人のインフルエンサーの荒牧理沙と、韓国系の食やファッションを発信するインフルエンサーの亜莉に対しては冷めた表情で、「自分はジョイフル専門にやってるんで。”幅広く全体をやってる奴ら”とは、申し訳ないけど一緒にされたくない」と、マニアならではの厳しいコメントも。

他のインフルエンサーとは「一緒にされたくない」という秋山/筆者撮影
他のインフルエンサーとは「一緒にされたくない」という秋山/筆者撮影

 ジョイフルの新メニュー「ハンバーグカニクリームコロッケ」や「たっぷりタルタルソースのチキン南蛮定食」「あったかわらび餅とバニラアイスの黒蜜かけ」を試食した際も、口の中まで自撮りしようとしたり、本格的なストロボセットを持ち出して撮影するなど、他のインフルエンサーとは一線を画すこだわりを見せつけました。

口の中まで自撮りするのがジョイフルエンサー/筆者撮影
口の中まで自撮りするのがジョイフルエンサー/筆者撮影

「自分、胃カメラ持ってて。(ハンバーグが)消化するところまでを撮りたい」と、口元の自撮りだけではモノ足らず、自前の胃カメラで撮影したいという徹底ぶり。また「スマホでチャチャチャっとすませるようなことは自分はしません」と格の違いを感じさせ、「拡散するならここまでやんないと、インフルエンサーとはいえない」と、プロ意識を語りました。

チキンドリアにキャッチコピーをつけるとしたら?

ジョイフルのグランドメニュー/筆者撮影
ジョイフルのグランドメニュー/筆者撮影

 そんなジョイフルエンサー・秋山に、インフルエンサーとしての極意をヒアリング。ジョイフルメニューのキャッチコピーへのアドバイスもいただきました。

――徹底したジョイフルマニアぶりでしたが、ジョイフルエンサーとしてのこだわりを教えてください。

ジョイフル代表取締役社長の穴見くるみ社長が大好きな秋山/筆者撮影
ジョイフル代表取締役社長の穴見くるみ社長が大好きな秋山/筆者撮影

秋山:つぶやきも、基本的にX(旧Twitter)でつぶやくのではなくて、ちょっと下を向いてリアルにつぶやくというのが大事です。「めちゃめちゃうまい!」とか、もうその場でつぶやいちゃった方が早いので。スピード重視なので。

――スマホは使わないということでしょうか。

秋山:そうですね。スマホを使ったツイートはもう古いですね。いつまでそれやってるんだって。時間ロスしてんじゃねーよって。自分でその場でつぶやいて、周りにいる何人かに実際に聞いてもらう。それが本当の「情報」だと思います。

ジョイフルのことだけ専門に発信するジョイフルエンサー・秋山
ジョイフルのことだけ専門に発信するジョイフルエンサー・秋山

――秋山さんはこれまでもキャラクターや肩書、キャッチコピーなどさまざまな言葉をひらめいていますが、ジョイフルのメニューの中でキャッチコピーをつけるとしたら、どんなものが浮かび上がりますか?

ジョイフル定番メニューの「チキンドリア」
ジョイフル定番メニューの「チキンドリア」

秋山:そうですね~。この「チキンドリア」は定番ですよね。ちょっとシンプルなので、そうですね……(考える)。

僕も昔からよく食べていましたが、やはりアツアツで口の中にくっついて火傷しそうになるので、“舌べろ〜ん”とか”舌べろ”とかいんじゃないですかね。

――すごく熱そうですね。

秋山:アツアツ感が伝わると思うので、”舌べろ〜ん、激アツ”とか”アツアツ”などの言葉を「チキンドリア」の名前の上にサブタイトルとしてつければいいと思います。

――貴重なアドバイス、ありがとうございます!

ジョイフルのカニクリームコロッケやチキン南蛮/筆者撮影
ジョイフルのカニクリームコロッケやチキン南蛮/筆者撮影


 誰もがSNSで当たり前のように発信・拡散をする時代。ジョイフルエンサー・秋山によると、もうツイートにスマホは使わないとのこと。自らリアルに発する言葉そのものが「情報」なのですね。

 そしてジョイフルエンサー・秋山が推すジョイフル新メニューも、ぜひお店でチェックしてみてくださいね。

ジョイフルのメニュー!どれもボリューミー!/筆者撮影
ジョイフルのメニュー!どれもボリューミー!/筆者撮影

 

 取材に関する記事については「藤本美貴さん登壇 『睡眠の日』に映画館でヨガ?『睡眠映画祭』で“ニードラ”体験」もご覧ください。※スマホからご覧の方は、プロフィールからフォローしていただくと最新記事の見逃しがなくおすすめです。リアクションボタンもプッシュしていただけると、励みになります!今後も記者目線で、「ちょ~っとだけタメになる(?)」言葉解説をつづっていきます。

※今回の記事は、主催者に掲載の許可をいただいた上で公開しています。取材時に試食をしています。本記事制作にあたって はガイドラインに基づき公平中立に制作しています。

フリー記者(元テレビ局芸能記者)

元テレビ局芸能記者で、現・フリーランス記者。歌舞伎や舞台、芸能イベント、企業・経営者を取材中。記者目線ならではの“言葉のお話”や、個人的に取材したおもしろ情報を発信していきます♪執筆記事1万本以上。取材は5200回以上。現在は『ENCOUNT』、小学館『DIME WELLBEING』、舞台評、企業HP制作など多岐に渡り執筆中。過去媒体にテレ朝ニュース、キャリコネニュース、音楽雑誌『bounce』など。24年11月に合同会社パラレルコネクトの設立メンバーに。メディアやインフルエンサーと企業をつなぐサポートもしています!

コティマムの最近の記事