【葛飾区】しっとりと咲く秋バラが美しい♪ 春とは違った趣が楽しめる秋の奥戸ローズガーデン
「奥戸ローズガーデン」では現在秋のバラが開花中で訪れた人々の目を楽しませています。10月22日(火)現在の園内の様子をお伝えします。
新中川にかかる八剱橋(やつるぎばし)を西小岩側に渡ってすぐの場所に見えてくる「奥戸ローズガーデン」は、2021年にリニューアルオープンしたイングリッシュガーデン風の公園。様々な品種のバラをメインにして四季折々の植栽が楽しめます。
園内には日本皇室ゆかりのバラのコーナーや、外国王室ゆかりのバラのコーナー、東京2020オリンピック、パラリンピックを記念するバラのコーナー、香りのバラのコーナーなどがあり、小規模ながら国内外のさまざまなバラが植えられています。
毎年GW頃の春のシーズンには、色とりどりのバラが咲き乱れ、優雅で美しい雰囲気の中に花たちの生命力を存分に感じる園内ですが、この季節には春とはまた違い、秋の風景の中に溶け込んでしっとりと咲くバラを楽しむことができます。
北東側にある出入口のアーチでは、薄紅色のバラが出迎えてくれます。
秋のバラは気温が下がっていく時期に咲くためゆっくりと開花し、花本来の模様や色みがより濃くなると言われていますが、確かにこの深みのある色合いがなんとも秋らしく、どこか儚げで魅力的です。
園内を見渡してひときわ目をひく美しさで咲いていたのが南側の通路沿いに植えられていた「バレリーナ」。
遠目にはバラではない花のようにも見えましたが、薄ピンクの小さな花をたくさんつけた立派なつるバラです。園内に一層の華やぎを加えてくれています。
北西側の通路で美しかったのは「サングリアナイト」。花によって紫みが強かったり、赤みが強かったりし、どことなくエキゾチックな雰囲気を感じます。
南東側の出入り口近くのガゼボの手前には「ファルツァーゴールド」などの黄色いバラが綺麗でした。
ほっとするやさしく暖かな色合いのバラです。
また、園内の南西側、中川寄りの場所には広範囲にわたり「スーパーアリッサム」が紫色の絨毯のように元気に花を咲かせており、こちらも見頃です。
秋のバラは11月上旬頃まで楽しむことができます。蕾をつけこれから咲く花もたくさん見られました。
しっとりと咲くバラを一輪一輪じっくり味わうのが楽しい秋の奥戸ローズガーデン、ぜひ天気の良い日に訪れてみてください。
【奥戸ローズガーデン】
住所:東京都葛飾区奥戸9-15-16
開園時間: 4月1日~9月30日 午前9時~午後6時
10月1日~3月31日 午前9時~午後5時
休園日:12月29日~1月3日
※10月31日(木)は薬剤散布予定日のため、散布時間には散布範囲への立ち入りが禁止されます。
入園料:無料