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大崎市のローカルヒーロー【オダズナー】にこれ聞いても大丈夫なの?みたいなことをたくさん聞いてきました

ささキジ取材が得意なWebライター(遠田郡・大崎市・登米市)

どうも。ささキジです。

子供の頃憧れたヒーロー。悪を退け子供たちに夢と希望を与えてくれる存在。

自分もそんな存在なりたい。そう思っていたのは何時ごろまでだろうか。

ささキジ現在33歳。毎日のお仕事をこなすだけで精一杯でございます。

ヒーロー…ヒーローとお話しすることができれば、子供の頃のような熱い気持ちが蘇るかもしれない。

出た。ヒーローだ。

今回宮城県は大崎市のヒーロー「オダズナー」にきてもらいました。

いろいろ話を聞いていきたいと思います。

オダズナープロフィール

【おだずな】とは、おだずなよ!という方言が宮城にはあり「ふざけんなよ!」とか「調子乗んなよ!」とかそういう意味の方言です。おだってんじゃねぇぞ?みたいな派生語もよく使われます。

さて、話を聞いていこうか

ささキジ:「オダズナーさんっていつ頃から活動しているんですか?」

オダズナー:「2011年ですね!基本的にはショーをいろんなお祭り、イベント会場でやっているんですけど、実は元々ショーのコンセプトってコントなんですよ。」

ん?コント?

オダズナー:「コントコント!面白い感じで時期ネタをショーに入れてみたりとかの要素が強いですかね!30分くらいのショーなんですけど、戦ってるのは大体5分くらいじゃないかな。」

ささキジ:「5分はすごいよ!ウルトラマンより2分多く戦ってるもん。時期ネタだと、ちょっと前だとあれとか、今だとあれとか入れる感じね。ちなみにショーのネタってどうやって考えるんですか?」

オダズナー:「ネタ…まぁ。あれだね。ショーが終わった後の打ち上げでお酒飲みながら盛り上がった話題をショーのネタに入れてることがおおいんじゃないな。」

ささキジ:「まさかの酒の席w本人が一番おだってんじゃねーか。」

オダズナー:「いやいやいやいや!!結構大変よ?ぶっちゃけた話すると、ショーとかやるときに予算としていくらかいただくことがあるんですよ。でもね。仲間達の交通費とか、打ち上げとかでむしろ身銭切ってるんですよ!だからさ、好きなことやらせてほしいのよ。ショーを見た人によろこんでほしい。笑ってほしいんです」

ささキジ:「身銭を切る。すなわち誰かのために命をかけることができるってことですよね。ヒーローだわ。それはもう素晴らしい立派なヒーローですわ。ちなみにショーをやってて大変だなぁ。と思う時ってあるんですか?」

オダズナー:「もちろんね?たのしいんですよ?皆さんの笑顔を見れて、すごく楽しいなって感じてます。でもね。この衣装暑いんですよ。ショーとかって暖かくなってからやるじゃないですか?大体4キロくらい痩せるね。ショーじゃなくてゲストとして単身イベントに参加するときでも2キロは痩せる。」

ささキジ:「強制ダイエット!でもまぁそれは痩せたいときには逆にメリットにもなりますからね!いろいろ聞きたいんですけど、ショーをしているときにやべ!みたいな瞬間ありましたか?」

オダズナー:「ありますよそりゃ!ショー中は音声を使うので、あまり喋らないようにしてるんですけど、「オダズナー!」と呼ばれて、「はーい」って答えちゃったりとか。」

おちゃめ。かわいい。

必殺技を見せてもらいました

オダズナーの必殺技【清流・鳴瀬斬り】

オダズナー:「この必殺技はOH!バンデス様に取材を受けたときに、伝授していただいた必殺技なんですよ!いつもは剣を持った状態で繰り出す必殺技です!あるショーの際、強く振りすぎちゃって敵がおもわず「いでっ!」って言っちゃって申し訳ない気持ちになりました。」

敵にすら申し訳ないと思う優しい心。あんた根っからのヒーローだよ。

次はオダズナーのポーズを撮らせてもらいます。

かっこいい。

オダズナー:「ちなみに、右手は二本指じゃなくて三本指なのでそこだけ注意です!」

オダズナーさんの好きなものって?

ささキジ:「オダズナーさんの好きなものってなんですか?」

オダズナー:「酒…ですよね。料理も好きなんですけど、お酒を飲むために料理するのが好きで、ベースはお酒なんですよね。気仙沼とか女川とかで地域の特産品を買ってきて、例えばカワハギとかね?調理して食べながらさ、これは…一ノ蔵だな。とか。かまぼこ買ったらこーれは伯楽星かな?とかね。そういうことをいろいろ考えながらつまみをつくるのはたのしいですね。宮城って酒蔵が多いんですよ。なのでここのあれはきっとおいしいだろうなとか考えながらね?このつまみだったらおそらくこの酒が…とか考えるのがすごく好きです。」

ささキジ:「お酒の話題になるとめっちゃ話すよこの人。さっきまでたどたどしかったのに。めっちゃ喋るよ。お酒のこと。なんなんだこの人。」

オダズナーが皆さんに伝えたいこと

オダズナー:「冬から春にかけて結構暇なんですね。なのでぜひイベントなどの出演依頼をお気軽に言ってください。そしてオダズナーは版権がないので、ぜひ企業でいくらでも素材を使ってください。お願いします。もし予算をいただけるのでしたらオダズナーコスチュームの修繕に使わせていただきます。13年間補修しながら使ってるので結構ボロボロなんです。よろしくお願いいたします。」

ささキジ:「こんな切実に訴えるヒーローいる?そうだよね。夢を与える仕事と言っても、現実を生きていることには変わらないんだよね。私からもぜひ、ぜひともオダズナーにお声がけをお願いします。」

オダズナー:「能登半島地震がおきて、いてもたってもいられず…義援金を募るためにラバーバンドを販売させていただきました。こちらなんですが…」

義援金ついての告知かな?

オダズナー:「キックバックとはいただいておりませんからね!本当に!製造費も自腹です。ただ販売に関わる消費税だけは納税申告の都合上いただいています。発送する際の諸経費にも使わせていただいております。」

ささキジ:「なんの弁明だよ。大丈夫だよ!誰も疑ってないから!別に悪いことしてないんだから。胸張って生きりゃいいのよ。」

と、いうことで

頑張れ。オダズナー。負けるな。オダズナー。

オダズナー詳細

連絡先:odazunarproject@gmail.com

SNS:Twitter(x)

取材が得意なWebライター(遠田郡・大崎市・登米市)

宮城のローカルメディア【ミヤキジ】を運営しています。コミュニケーション能力、謎で無駄な企画力、独特な感性をフルに駆使し宮城県に関する記事を量産していています。特に"人"に焦点を当てた取材記事がめっぽう好きです。心の中でツッコミを入れながら読むと私の記事は輝きを帯びます。

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