ペットがいる家庭は注意!愛犬愛猫の健康のために年末年始に気をつけたい3つのこと
クリスマスに大晦日にお正月。ワクワクした気分で過ごす方も多いこの季節ですが、ペットの健康にために飼い主さんに注意してほしいことが多い時期でもあります。今回は年末年始にペットがいる家庭で気をつけたいことを3つご紹介します。
年末年始に気をつけたいこと1:誤飲事故
さまざまなイベントが続く年末年始は、ご家庭の食卓にも普段は出さないようなメニューが並ぶことも多いですよね。例えば、クリスマスにチキンを食べる飼い主さんもいると思いますが、犬や猫がうっかり鶏の骨を食べてしまい喉に刺さって重大なケガにつながる誤飲事故は後を絶ちません。
犬も猫も嗅覚が優れているため、普段は人のご飯には興味を示さない子であっても、珍しいものについ目がいってしまう…なんてことも多いのです。
また、誤飲に注意したいのは食べ物だけではありません。クリスマスからお正月にかけてはおうちの中の装飾もいつもと違う場合がありますよね。クリスマスツリーのオーナメントや小さめの正月飾りをペットが口にすると、窒息の恐れがありとても危険です。
飼い主さんはペットを食卓やゴミ箱に近づかせない、ツリーや正月飾りはペットが近づかない場所に飾るなど、誤飲が起きないように工夫しましょう。誤飲事故は年末年始に限ったことではありませんが、これからの時期は特に注意してください。
年末年始に気をつけたいこと2:ストレス
忘年会や新年会の機会も増える年末年始は、おうちにお客さんを招く方も多いかと思います。よく遊びに来る慣れている人であればいいのですが、あまり会う機会のない親戚などはペットが警戒しストレスを抱くことも…。
無理にずっと慣れない人の前にいさせると、ストレスからペットが体調を崩してしまうケースもあります。おうちに親戚など見慣れない人を招く際は、愛犬や愛猫がゆっくり過ごせるスペースの準備も忘れずに行いましょう。
犬や猫はストレスが多くかかった際、次のような行動を見せます。
- 体を掻く
- 足や体をずっと舐める
- 頻繁にあくびをする
- 体を震わせる
来客時にはいつも以上にペットのことを気にかけて、いつもと違う様子があればお客さんのいない部屋に連れて行ってゆっくりさせるなどしてくださいね。
年末年始に気をつけたいこと3:動物病院のリサーチ
年末年始はかかりつけの動物病院がお休みになる場合も多いです。
一方で、寒い時期は犬や猫も体調を崩しやすいので、いざという時に受診できる場所を見つけておくことが重要です。
まずはかかりつけの動物病院の年末年始のスケジュールをきちんと把握し、不安がある場合には早めに受診や相談をしておきましょう。獣医師さんの方針にもよりますが、ペットについて何か心配があれば、予防や万一の時のためにあらかじめお薬を出しておいてくれる場合もありますよ。
また、自宅から行ける範囲内で年末年始にも開いている動物病院をリサーチしておくと、急な病気やケガの時にも安心です。年末年始にお休みしない病院はあまり多くはないかと思いますが、数件ピックアップしておきましょう。
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