災害救助法を適用 山梨県都留市で食料不足し値上げも ※追記あり
記録的な大雪に見舞われた山梨県。徐々に道路の通行止めが解除され除雪作業が始まっているが、山梨県災害対策本部によると、18日午前7時現在で15市町村の約2100世帯が孤立するなど影響が続く。これまでに県は16の市町村に対し避難所の設置や食料の配布などを国や県が担う災害救助法の適用を決めた。
そのうちの一つ都留市内の大学に通う4年生、藤森 伊織理さんが市内の食料品事情をリポート。
物流に大きな制限が加わる中、一部の商品が値上げの対象になっていることがわかった。
現地の状況を写真付きで紹介する。
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18日正午現在、都留市内のスーパーマーケットの現状です。
▼保存のきく加工品、レトルト・インスタント食品はかなり在庫がなくなってきています。
▼富士吉田の青果市場より野菜などの一部商品が入荷したそうですが、まだ在庫は十分ではありません。
▼また、16日時点で100円だったキャベツ1/2カットは199円などかなり高騰しています。
▼惣菜のサラダはそちらも60円ほど値上げです。
▼乾麺やレトルトカレーもほぼ完売、パスタソースや大袋のお菓子も減っています。
▼前日(17日)には160cmほどの高さまで積まれていた即席麺はほぼ完売。
▼生麺類、納豆や豆腐・煮豆などもほぼ完売。
▼冷凍食品はパスタやうどん、ピラフなどの主食系から完売。
▼牛乳は完売。豆乳はミニパックのみ残りわずか。
▼通常298円だったサラダは350円に値上げ。
▼17日午後から精肉はストップ。精肉の棚は空に。ハムやウインナーなどの加工肉もほぼ完売。
▼パンは14日から完売。
店内には、商品の入荷が遅れていることを知らせる張り紙が至る所に貼ってあります。
取材・撮影:藤森 伊織理(大学生 都留市在住)
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19日午前11時現在、昨日と異なっている部分のみ、箇条書きですが、店舗の様子です。
精肉、鮮魚入荷。お寿司の販売も再開。
加工肉はソーセージ1種類のみ入荷、あとはほぼ完売。
キャベツハーフカット150円に。
一個売りも再開。299円。
アボカド、バナナなど果物類入荷。
きのこ類ほぼ完売。
ヨーグルト、プリン類ほぼ完売。
たまごは通常よりも価格は高いが入荷。すでに残り20個を切る。
菓子パンもわずかだが入荷。すでにほぼ完売。
豆乳1リットルパック入荷。
カップ麺・即席袋麺も一部入荷。
棚は残り少ないが、昨日ほとんどなくなっていた場所へ再度山積みされた。
ファミリーパックのお菓子若干入荷、ミニパックのお菓子は在庫減。
レトルトカレー若干入荷。
酒類も入荷。
以上です。
徒歩5分ほどのスーパーには精肉などの入荷がないそうで、店舗によってかなりのばらつきがありそうです。