【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動!Part155:伝統音楽パンソリ
みなさん、こんにちは~!
いつもご覧いただき、ありがとうございます!
今回も、「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」をお楽しみください!
お隣の国、韓国の知られざる面白い一面を発見していくこのシリーズ。
まだ、読んだことがないという人は、ぜひ過去の記事にも目を通してみてくださいね~♪
今回は、韓国の伝統にまつわる不思議を探っていきますよ!
1つ目はこちら!
「韓国の伝統音楽パンソリって?」
みなさんは판소리(パンソリ)って聞いたことありますか?
2015年にでた映画、「花、香る歌 (도리화가)」はこのパンソリが話のメインになります。
色々なドラマで活躍しているペ・スジちゃんが主人公なんです!
日本ではパンソリを耳にすることって、ほとんどないですよね。
パンソリとは、韓国で古くから親しまれている伝統民族芸能のことなんです。
パンソリがどういうものかというと、소리꾼(ソリックン)といわれる歌い手と、고수(コス)といわれる太鼓の奏者の二人だけで構成される舞台です。
このパンソリはなんと残る楽譜などはなく、17世紀以前に出てきた、人から人へと歌い継がれてきた口承文芸のひとつです。
そんな昔から途絶えずに残ってきたとは、驚きですよね~!
さらに、一つの物語を歌い終えるのに8時間かかるものもあるというから、これにも驚きを隠せません!
パンソリの見所は、歌い手が歌や語りで物語の世界を表情豊かに表現するところです。
たとえ韓国語が分からずとも、音や表現される世界観だけでも十分楽しめるのがいいですよね♪
こんなすてきな歴史をもったパンソリですが、日本ではなかなか触れる機会がないのが残念ですよね~
ぜひ気になる方は、スジちゃんの演じる「花、香る歌 (도리화가)」をみてパンソリを聞いてみてくださいね!
最近では、動画配信サービスなどでも手軽に見られますので、「どんなものか見てみたい!」という人はぜひ探してみてくださいね!
続いてはこちら~!
「韓国の伝統家屋ハノクって?」
韓国ドラマの中で、韓国の伝統的な家屋がたびたび登場しますよね!
日本でも人気を博した「個人の趣向」というドラマにも、立派な韓国の伝統家屋が登場します。
ソンイェジン演じるケインとイミンホ演じるジノが共同生活を送った、すてきなお家が印象に残っている人も多いのではないでしょうか。
ドラマにも登場した韓国式の住居は「한옥(ハノク)」と呼ばれ、漢字では韓屋と書きます。
どんな特徴があるかというと、冬はオンドルで暖かく、夏は마루(マル)という、日本でいうところの縁側のような場所を作って、涼しく過ごせる工夫がされています。
さらに、材料は木や土、紙などの自然のもので作られているんですよ!
そのため、韓屋は木のぬくもりや温かみが感じられ、とても居心地の良い空間なんです。
そんな韓屋を身近に体験できるスポットが、ソウルにある「북촌한옥마을/北村韓屋村」です。
北村韓屋村は、韓国の伝統家屋が集まっている地域で、韓屋の雰囲気を肌で感じることができますよ!
ただし、こちらの地域は実際に生活されている方々がいらっしゃいますので、訪問されるときには外観だけを静かに見学するようにしてくださいね!
その他にも、カフェやレストラン、ゲストハウスとして使われている韓屋もあるんです。
韓国旅行のときには、そういった場所を訪れて、韓屋の雰囲気を体感してみるのもおすすめです!
今回は、韓国の伝統にまつわるあれこれをお伝えしました~!
韓国で流行しているものは知っていても、意外と昔からあったものについては知らないことも多いですよね!
韓国ドラマを見ながら、韓国の伝統的な部分にも注目してみてくださいね~♪
では、次回もお楽しみに~!
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