Yahoo!ニュース

あの「幻」の音威子府そばがいつでも食べられる!「手打ち蕎麦 こだち」@与野

中山のりおブロガー・ライター・中小企業マーケ/集客支援(さいたま市)

日本そばといえば、日本中にひろく存在する飲食店のひとつですが、であるがゆえに、日本中には無数の「ローカルそば」が存在します。そんなそばの中でも「」と言われているのが、北海道は音威子府(おといねっぷ)で食べられている「音威子府そば(おといねっぷそば)」。関東を探しても食べられるお店の少ないこのそばが、なんと与野で食べられることになりました。

与野の有名店「フローラ黒田園芸」の敷地内にいつの間にか完成していたこちらのお店は「手打ち蕎麦 こだち」さん。黒田園芸の長女夫婦さんが満を持してオープンしたお店です。だから同店の敷地内(というか隣?)にできたんですね。ふらっと寄った黒田園芸さんに見慣れない建物が出来ていてびっくりしました。

黒田園芸敷地内?にお洒落な店構え
黒田園芸敷地内?にお洒落な店構え

さて、こちらのお店の特徴と言えば、音威子府のそば粉を使っていること。ということは…まさかまさかの、かの幻のそば「音威子府そば」が食べられるということです(注:お店では具体的な「音威子府そば」の表記はありませんでしたが、そうであると筆者が判断しました)。

この音威子府そばが幻と言われるのは、そもそも音威子府が北海道でも最も小さい村でありながらも、オリジナリティあふれるそばを食べたいがために、全国からそばフリークが集まることに由来しています。江戸前を超える真っ黒なそばは、まるでパスタのアルデンテのような食感をもち、唯一無二のものとして語り継がれていたのです。実際、僕もこれまでTVでしか見たことが無かったのですが、まさかまさか、ふらっと立ち寄ったお店で食べることができるなんて…。

お店ではミニ丼とのセット(1,200円)がおすすめされていましたので、そちらを注文。そば店らしく鴨にこだわりがありそうだったので、鴨ローストごはんとのセットにしました。

説明によればつゆは江戸前だそうで、どっぷりというよりは「ちょんちょん」と軽く付けるのが良さそうです。ということですが、まずはつゆをつけずにそばだけを一口。ポキポキッという独特の歯ごたえと、抜けていくそばの香り。超細切りながらも田舎そばっぽさがあって、ああ、これが音威子府そばなのか…という不思議な高揚感につつまれます。つゆは確かに塩分高めの辛口で、これはつけすぎ注意なタイプですね。

鴨も美しくローストされていまして、単品でも食べたくなるような美味しさ。これはいい組み合わせですね。そばの量もたっぷりで、満腹になりました。

聞けば、大将は都内で修行をしてから奥さんの実家であるこの地に戻ってきたようで、これは注目のお店がオープンしたものだ、と感じました。当然ながら黒田園芸さんの協力も多分にあるようで、ナチュラルな店内はその景色とあいまって、さわやかな雰囲気でいいですね。

まるで森の中にいるかのような店内
まるで森の中にいるかのような店内

メニューは標準的な感じでしたが、次は温かいそばや天ぷらを試してみたいなと感じました。

とにもかくにも、音威子府そばが食べられるというオリジナリティはなかなか強いですね。そばフリークであってもなくても、ぜひ一度食してみてほしい味わいです。なお、駐車場はお店の前に2台ぶんしかありませんが、満車の場合は黒田園芸さんの駐車場を使って良いそうです。

ちなみにそのフローラ黒田園芸さんでは8月中に10%オフのセールをされています。

与野のフローラ黒田園芸が決算セールを実施中!ほぼ全商品が10%オフ!!
https://creators.yahoo.co.jp/nakayamanorio/0100123780

こちらもオススメ。

手打ち蕎麦 こだち
埼玉県さいたま市中央区円阿弥1-3-3
営業時間:11:00〜15:00(L.O. 14:30)
定休日:木曜

https://www.instagram.com/teuchisoba_kodachi_staff/

ブロガー・ライター・中小企業マーケ/集客支援(さいたま市)

さいたま市に住んで28年目。大宮駅西口を中心に、さいたま市内の話題をお知らせします。イベントやグルメ情報が多め。TwitterやInstagramでも情報をお届けしますので、プロフィールページからフォローをお願いします。↑にある「中山のりお」をクリックするとページに飛べます。 普段は中小企業を中心とした集客支援、売上げアップ支援から、ファン施策やマーケティングのアドバイザー、メディア運用支援や広報PR、取材のサポートを実施しています。イベントやセミナーの企画運用も経験豊富。お気軽にご相談ください。SNSなどからお問い合わせをお待ちしております。ベンチャーでのIPO経験あり。

中山のりおの最近の記事