藤沢里菜女流四冠が一流になったわけ
13歳の仲邑菫二段の挑戦を退け、女流名人5連覇を果たした藤沢里菜女流四冠(23)。
男女一緒の若手棋戦で優勝するなど、いまや女流の枠に留まらない活躍を見せる藤沢女流四冠が5月中旬に打ち碁集『藤沢里菜実戦集 -女流四冠への軌跡-』を出版する。
その取材を通して、藤沢女流四冠がどのように一流になったのかがわかってきた。
藤沢里菜女流四冠は6歳のころ、洪清泉四段に碁会所で出会い、9路盤から教わって、囲碁人生がスタートする。7歳で洪道場に通い始めて、囲碁漬けの生活が始まる。
学校が終わると洪道場(洪清泉四段主宰)で夜9時まで修業。土日は朝10時から夜9時まで。帰宅すると家で詰碁もやっていたというから、囲碁だらけの生活だった。
早くプロにさせたい思いで、お母さんが厳しくサポートしていた。
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