現在もスーパー銭湯といえば人気の施設でしたが、昭和・平成を駆け巡るあの時代には、まだまだ少ない方でした。そんな浜松市における「スーパー銭湯」の中で最も人気だと言っても過言ではないのがこちらのスーパー銭湯「バーデンバーデン」ではないでしょうか。

浜松健康センター「バーデンバーデン」とは

浜松健康センター「バーデンバーデン」とは、かつて浜松市に存在した人気の高い入浴施設。現在で言えば「スーパー銭湯」といったところです。

ちなみに、現在稼働している「スーパー銭湯」は、市野にある「温浴施設OYUGIWA（おゆぎわ）」および「らくスパカフェ浜松」などがあります。

そんな中、「浜松健康センター バーデンバーデン」は、浜松駅からほど近い、中区菅原町にあり、料金は（大人）700円　（小人）400円。

特徴的なのは、宿泊も可能だということです。

そんな「バーデンバーデン」ですが2013年1月31日に惜しまれつつも閉館。現在は「パチンコ屋」となっております。

しかし、閉館後もなぜか「看板」だけは残っているという不思議な状態が起きているということです。

その看板が拝めるのが、その「バーデンバーデン」近くのこちらのビル。

このビルの屋上にあるのが、かつての「バーデンバーデン」の看板なのです。そんなバカな、今はもう存在しないその施設の看板なんてこんな目立つところにあるはずが……

ありました。しかも、しっかりメンテナンスされているのか、かなりきれいな状態で保存されております。いやあびっくり。そしてこの看板は、新幹線側からもちゃんと見えるのです。

線路近くの看板といえば「屋外広告物規制」など厳しい条件があるはずですが、その状況下、存在しない施設の看板が、しっかり、美しく残っているのは本当に謎過ぎます。

また、ホームページも現在は閉鎖してみることができないのですが、何故かドメインはそのまま誰かが所有し続けております。

いったい誰が何の目的でこのような状態となっているのでしょうか。もしかして、今後「バーデンバーデン」が劇的復活をする！？そんな期待もして良いのでしょうか。

泊まれる「入浴施設」といえば、実はザザシティ浜松に「かじまちの湯 SPA SOLANI」がありますので、この店と競合となりそうですね。