【滑川町】中米ホンジュラス直輸入の美味しいスペシャルティ・フェアトレード・コーヒーをおすすめします
ホンジュラスとはどんな国?
ホンジュラスについて、サッカーやスポーツに詳しい方ならよくご存じでしょうか。FIFA日本代表と親善試合があったり、東京オリンピックにも参加したりしていました。また、最近ではコーヒーの輸入量も伸びているので、コーヒー党の方もご存じかもしれません。全日本コーヒー協会の資料から計算すると、2023年の日本のコーヒー生豆輸入量はブラジルとベトナムで6割以上を占め、ホンジュラスは8位の3%です。
プンタルトとは
東武東上線の森林公園駅にほど近い滑川町の住宅街に、ホンジュラス産のコーヒー豆の輸入直売店「プンタルト(Puntalto)」があります。
プンタルトのオーナーの高橋さんは、とても上品な温かい雰囲気の方で、コーヒーに関して熱く語って下さいました。中米に7年半滞在した中でホンジュラスでスペシャルティコーヒーの美味しさに出会い、2015年の帰国と同時にこの美味しさを伝えるべく動き始めたそう(スペシャルティコーヒーとは、国際的なコーヒー豆の品評会(COE)で80点以上のコーヒー豆のことで、プンタルトでは85点以上のものを使用しています)。
生豆をホンジュラス西南部のマルカラ地方から直輸入し、注文が来てから店内で焙煎しています。
豆だけでなく手軽に楽しめるドリップパックコーヒーもあり、そちらにも焙煎日が記されています。
ドリップパックにはコラボ品として東松山市在住のアーティストの方がホンジュラスをモチーフに描いた絵を使ったパッケージもあり、目にも楽しいですね。また、パッケージを自身でデザインもできる為、退職時や結婚式に配ったりされる方も多いそう。
壁には高橋さんご自身で撮られた現地のコーヒー農園の写真を使ったポスターがあったり、棚にはホンジュラスのマホガニーで作ったケースも飾ってあったり、それぞれ珍しくて目を奪われます。
ホンジュラスには世界遺産や教会、美しいカリブ海など観光資源も多くあるものの、外務省の危険情報では国内全域にレベル1の十分注意かレベル2の不要不急の渡航中止が出ています(2024.3)。
貧困のため治安が悪い側面もあり、フェアトレード(公正貿易)することで彼らを応援したい、と高橋さんはおっしゃっていました。
Let’sコーヒータイム
今回、色々な味が楽しめる5パック入りのドリップパックのセットを購入しました。
1個当たり12グラムの粉が入っています。パッケージの色合いが好きだったので「カリブラベル」を、添付されていた「おいしい淹れ方」を参考に、全体を湿らせ30秒ほど蒸らしてからお湯をゆっくりと入れました。
するといつもと違う、少し生っぽい香りが立ち、優しくてまろやかなコーヒーとして成熟しているような美味しさがありました。率直に言って飲みやすくて美味しい。これはぜひコーヒー好きの方にはもちろん、苦手とする方にもおすすめしたいと思いました。
美味しいコーヒーを飲みながら、遠い異国の農園に思いをはせてみるのもいいですね。少しでも気になった方は通信販売もしているので、プンタルトのHPを覗いてみて下さいね。また3月30日土曜日には滑川さくらまつりで試飲会があるそうです。お近くの方は花見コーヒーはいかがでしょうか。