【川越市】6月16日は和菓子の日 おすすめの和菓子を紹介します【見てきれい、食べて美味しい】
9世紀から明治時代に至るまで、6月16日には「嘉祥の祝」として様々な行事が行われてきました。
全国和菓子協会は、1979年にこの日を復活させ「和菓子の日」としました。
今回は、川越のあまたある和菓子屋さんの中から2店のおすすめ品を紹介します。
亀屋 こがね芋/小江戸葵
天明三年(1783)に創業した「亀屋」は、県内に多数の支店や納品先を構えます。
代表する和菓子「こがね芋」は小江戸川越観光協会の「川越セレクション」にも認定されています。
ぽてっとした形と、口に入れやすい大きさ。いんげん豆の白餡とシナモンパウダーの風味・香りが合わさって味わい深い一品です。
賞味期限は、購入日から1か月以上も先でした。こがね芋は通信販売も行っています。
もう一つ、亀屋さんが江戸時代、徳川家ゆかりの川越藩の御用伺いをしていた縁で創作されたという「葵」。
中の小倉餡がねっとりとして外の柔らかいスポンジ部分と合わさると洋菓子のような満足感があります。
こちらは2週間ほど日持ちします。
因みに、工場売店は現金で購入すると1割引きになります。工場売店では運がよければ、アウトレット商品が店頭にあるかもしれません。
紫水 小江戸きんつば/紫陽花
昨年8月に川越中央図書館の近くにお店をオープンした「紫水(しすい)」。
看板商品の「小江戸きんつば」は、砂糖をおさえた北海道小豆の餡を、寒天で固めずに練った粉をつけて焼いているという一品。
私は帰宅後、教えて頂いた通りレンジで少し温めて食べました。餡が、口の中でほどけて上品な甘さが広がります。
もう一方は「錦玉羹(きんぎょくかん)」の「紫陽花」。さいの目状の寒天のつるつるとした舌ざわりと噛み心地、きめの細かい白餡のハーモニーが美味です。
寒天の色がとてもきれいで、光に当ててはほれぼれと鑑賞しました。
他にも川越には新旧とりまぜ、たくさんの和菓子屋さんが点在しています。
日本の歴史を知るツールにもなる和菓子。ぜひお気に入りの和菓子を探すという観点で食べ歩いてみて下さいね。きっと楽しいですよ!
亀屋
(本店)
川越市仲町4-3
電話 049-222-2052
営業時間 9:00~18:00
(工場売店)
川越市芳野台1-103-63
電話 049-222-2051
営業時間 9:00~17:00
和菓子 紫水
川越市大手町12-2
電話 049-270-2842
営業時間 10:00~17:00