【川越市】まるでオアシス 街中にある紫陽花や大木、苔などの自然でリフレッシュ
もうすぐ梅雨(関東は例年6月7日ごろに梅雨入り)。長雨で気分が滅入ったら、明るい花の色を見て気持ちを上向きにするのはどうでしょう。今回は、紫陽花で有名な川越八幡宮の魅力をお伝えします。
川越八幡宮は平安時代、大分県の宇佐八幡宮(全国八幡宮の総本宮)から勧請された古社。創祀は1030年に甲斐守源頼信の必勝祈願になります。そんな歴史を感じる八幡様がJR・東武東上線川越駅や西武線本川越駅から徒歩10分ほどの街中にあります。無料の駐車場もありますので、買い物のついでなどに思い立ったらすぐに行けますね。
紫陽花の開花状況(6月3日撮影)
本数がわっとある、という訳ではないですが色々な種類の紫陽花が要所要所にあって、境内に彩りを加えています。
境内の様子
「花手水」
バランスよく配置されていてうっとり。金曜日に変更されるそうで、毎週見たくなってしまいますね。
10mはあるご神木の「夫婦銀杏」
「厄除桃」
桃は古来より厄除けの果実といわれ、「古事記」にも登場しているそう。桃太郎の「桃」もこれに由来しているとは知りませんでした。
ご神木に桃の実がなっていました。
他にも、腰痛に効く「民部稲荷神社」、目薬の木をご神木とする「目の神様」、秩父三峰神社千年記念事業の一環として遷座された「川越三峰神社」など等、色々な見どころがコンパクトにまとまっています。「こころの小径」と称された場所を歩いていくと、
誰かいます。
ひとめ見たとき「やっほー」と手を挙げているのかと思いましたが…
違いました。耳に手を当てて、よく話を聞こうとしています。この方のお名前は…
聖徳太子が「ぐち聞きさま」となっていらっしゃいました。「ぐち聞きさま」の前には腰掛もあったので、そこに座り心の中で話しかけました(でもここは少し離れた場所にあるので、口に出しても大丈夫だったかもしれません)。立ち去るときには、なんだか心が軽くなっていましたよ。少し微笑みを浮かべた像なので「大したことない」と思える気がします。
皆様もぜひ、花見もかねて心のデトックスはいかがでしょうか。
川越八幡宮
埼玉県川越市南通町19-3
049-222-1396(9:00〜17:00)
【電車の場合】
東武東上線・JR埼京線・有楽町線 川越駅東口より徒歩約6分
西武新宿線 本川越駅より徒歩約7分
【車の場合】
関越自動車道 川越ICより約15分
境内に無料駐車場有(川越街道側の参道から入場)