【川越市】リニューアルから2か月「りそな コエドテラス」では渋沢栄一の直筆の書もみることができますよ
埼玉の英雄、渋沢栄一の新紙幣はもう手にしましたか?。渋沢は500もの企業創建に関わったといわれていますが、埼玉りそな銀行もその一つです。
写真の建物は、埼玉りそな銀行の川越支店として2020年6月まで営業していました。
蔵造りの街並みの一番街において、珍しい西洋建築で白い建物が目を引きます。そもそもは1918年(大正7年)に第八十五銀行の本店として建てられました。当時としては最先端の鉄筋鉄骨コンクリート造。現在、国の登録有形文化財です(設計:保岡勝也)。
今年の5月、老朽化の修繕工事を経てリニューアルオープンし「りそな コエドテラス」という拠点に生まれ変わりました。
新たな産業創出や情報発信、交流拠点の創出を目的とし、コンセプトは「今を照らす、未来とつながる」。創業支援施設(会員制)のほか、飲食店やギャラリーなどを楽しむことができます。
名称の公開投票もありました
M2を含む3階建ての館内には、埼玉県の物産販売や飲食店・イートインスペース、会員制のインキュベーション・コワーキングスペース等があります。
また、1階の旧金庫室にResonaギャラリーが設置されています。
中では明治11年12月17日、豪商横田五郎兵衛が川越町で営業を開始した「第八十五銀行」の土蔵の鬼瓦や、お札の年表などを見ることができます。
第八十五銀行は、その後いろいろな系譜をたどり、埼玉りそな銀行に繋がっていきます。
渋沢栄一の書もあります。
『理に順(したが)えば則ち裕(ゆたか)なり』
【意味:浮利を追わない、即ち道理を生きることが、繁栄につながる】
栄一の座右の銘と言われている言葉だそう。
2階の旧頭取室には、頭取の座っていた椅子もありますので、ミニコント風に(?)写真を撮ってみても楽しそう。
2階ではビールやコーヒー、おつまみ等をカウンターやイートインスペースで楽しめます。
そして、個人的には初めてだったので驚いた「蛇腹式に開く自動ドア」を通ってコエドデッキに出ます。
川越の街の変わらないものと変わっていくものを見つけるのも楽しいかもしれません。
駐車場もありますので車利用の方も便利ですね。
現在、9月30日まで渋沢栄一の企画を開催中です。
小江戸川越の新しい拠点に、是非訪れてみてくださいね。
りそな コエドテラス
住所 〒350-0063 埼玉県川越市幸町4-1
交通
東武バス「一番街」バス停下車すぐ
本川越駅から徒歩14分
川越駅から26分
運営
株式会社地域デザインラボさいたま
(埼玉りそな銀行100%出資子会社)
Resonaギャラリー(旧金庫室)
<利用時間>10:00~17:00
旧頭取室
<利用時間>月・火 10:00~18:00
水・木・金・土・日 10:00~22:00
⇒8月1日以降は以下のとおりとなります
月 10:00~18:00
火・水・木・金・土・日 10:00~22:00
※レストラン予約がある場合は見学不可
レストランの営業時間 各テナントによる