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ク・ジャウクが追撃弾と逆転打 オ・スンファン4シーズン連続の20セーブ到達<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
6回に11号ソロを放ったク・ジャウク(写真:サムスンライオンズ)

12日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

首位LGツインズと2.5ゲーム差で追う4位のサムスンライオンズが対戦(テグ)。試合は4-2でLGが2点リードの6回裏、サムスンは3番ク・ジャウクがライトポール直撃の11号ソロを放ち、1点差に追い上げた。

サムスンは7回裏、2死一、二塁のチャンスを作ると打席にはク・ジャウク。ク・ジャウクはショートの頭を越える左中間への二塁打。二者が還りサムスンが5-4と逆転に成功した。

1点をリードしたサムスンは9回表の守り、6番手のオ・スンファンが三者凡退で締めてゲームセット。サムスンは3連勝を飾った。LGは3連敗。オ・スンファンは4シーズン連続となる20セーブに到達した。20セーブはリーグトップ。

映像:ク・ジャウクの逆転2点タイムリー(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇6月12日(水)の結果
・トゥサン 3 - 4 ハンファ(チャムシル)

 勝:ハン スンヒョク

 敗:ホン ゴンヒ

・SSG 7 - 13 KIA(インチョン)

 勝:ヤン ヒョンジョン

 敗:ソ ジンヨン

・サムスン 5 - 4 LG(テグ)

 勝:チェ ジグァン

 敗:キム ジンス

・ロッテ 9 - 2 キウム(プサン)

 勝:キム ジンウク

 敗:イ ジョンミン

・NC 8 - 11 KT(チャンウォン)

 勝:オム サンベク

 敗:イム サンヒョン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「オフィス・デポとKBOが業務提携」

韓国野球委員会(KBO)は文具、オフィス用品を扱う「オフィス・デポ コリア」との業務提携を発表。オフィス・デポ 直営店で「KBOゾーン」を設け、KBOロゴ入りグッズの扱いや野球体験コーナーなどを設置するとのこと。

アメリカに本社を置くオフィス・デポは、韓国国内に22の直営店をはじめ百数十店舗を展開している。同チェーンはかつて日本でも小売事業を行っていた。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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