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コバエという名前のハエは存在しない? 家の中で見る小さなハエの正体と効果的な対処法 #専門家のまとめ

有吉立アース製薬(株)研究部で害虫飼育を担当
イラストはイメージ(提供:イメージマート)

実は、「コバエ」という名前のハエは存在しません。小さなハエを総称して「コバエ」と呼んでいるだけです。コバエには多くの種類があり、発生源もさまざまです。発生場所によって種類が異なり、それぞれに適した対処方法も違います。どの種類のハエなのかを見極めることで、効果的な対処ができるようになります。

ココがポイント

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エキスパートの補足・見解

夏になると、家の中で見かけやすい「コバエ」ですが、全部同じ種類だと思っている方が多いようです。でも、1軒のお宅の中でも複数種類のコバエが存在することがあります。「コバエ」と総称されていますが、種類によって生態や対策が異なり、対処法を間違えると、さらに繁殖してしまうこともあります。家の中で見かけた場合、種類を確かめることで、きちんとした対処ができるかと思います。コバエはこれからの夏の時期に多く発生し、10月くらいまでは活動していますので、遭遇した場合は、こちらの記事を参考にしていただければ幸いです。

アース製薬(株)研究部で害虫飼育を担当

兵庫県出身。都内の美術学校卒業後、 家具店店員、陶芸教室講師など虫とは全く関係のない職業に就いていたが、1998年に地元・赤穂のアース製薬に入社以来、害虫の飼育を担当している。しかし、現在も虫は好きではない。著書に「きらいになれない害虫図鑑」(幻冬舎)※記事は個人としての発信です。

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