忖度なし!スイーツ芸人がコンビニ「ワッフルコーン」を食べ比べしてみた
よろスィーツ!スイーツなかのです。
コンビニスイーツの食べ比べ企画。今回は「ワッフルコーン」。
コンビニ三社のワッフルコーンを食べ比べ。忖度なしでそれぞれの特徴をまとめてみた。
ファミリーマート
ファミリーマートのワッフルコーンは、他のコンビニと比べるとほんのり色味があり、濃密な「バニラ感」が大きな特徴。マダガスカル産バニラビーンズシードを使用し、食べながらバニラの甘い香りに包まれていく。
セブンイレブンのワッフルコーンにもバニラは使われているが、香りの強さで言えばファミリーマートの方が圧倒的に上である。
好みは分かれると思うが、個人的にはバニラがメインになりすぎてしまっている印象で、ミルクの風味が損なわれているように感じられた。バニラの香りはもう少し抑えめに、ミルクの味わいが立つようなつくりだと、もっとお互いの良さがいきるように思えた。
ただ、バニラアイスが好きな人にはたまらない味だと思うので、濃厚なアイスを食べたいときにはおすすめ。
セブンイレブン
セブンイレブンのワッフルコーンは、他のコンビニと比べると価格帯は高めで、パッケージにも高級感がある。ぷっくりとした太巻きのフォルムも特徴的。
名前に「マダガスカルバニラ」とあるように、ファミリーマートと同様にバニラを軸にしたつくり。
香りの強さで言えばファミリーマートの方がバニラ感はあるけれど、セブンイレブンはミルクの風味やクリーミーさもしっかりと堪能できて、バニラとミルクのバランスが絶妙。
なによりも、コーンの香ばしさがたまらない。コーンの内側にはホワイトコーチングをしてあるため、アイスの水分がコーンに染み込まずに最後までザクザク感が持続していく。こういう細やかなつくりにも感嘆とする。
自分へのご褒美に食べたいリッチなアイスである。
ローソン
ローソンのワッフルコーンは、他のコンビニと異なり、バニラは使わずにミルクの旨味を前面に出したつくり。
原材料表記には、岡山県蒜山高原産のジャージー牛乳を使用と書いてあり、牛乳へのこだわりもよく伝わってくる。
ひと口食べると、生クリームのコクもありながら、牧場で食べるソフトクリームのようなミルキーさがしっかりと伝わってきて、想像していた以上の奥深い「ミルク感」に驚いた。
濃厚でありながら後味は重くならずに、すっきりとした甘み。なめらかなアイスとサクサクのコーンも相性が抜群で、全体のバランスがとっても良い。
シンプルだからこそごまかしの効かない、クオリティの高いアイスである。
撮影=スイーツなかの