秘密の必勝祈願方法があった!羽生結弦選手で有名なあの神社@弓弦羽神社【神戸市東灘区】
Yahoo!地域クリエイター 神戸担当の伊勢上雅世です。
今回お邪魔したのは、阪急御影駅から徒歩5分、弓弦羽神社。
フィギュアスケートの羽生結弦選手が何度も参拝に訪れたことで、一躍有名になりました。
境内には、羽生結弦選手の写真が貼り付けられた絵馬がたくさん奉納されていました。
絵馬に写真を貼る、というのは、全く思いつかなかったです。みなさんのアイデア、流石です。
鳥居をくぐると、まずは手水舎で手を清めます。
今は、感染症予防の観点から、柄杓は置いてありませんでした。
ここ弓弦羽神社は勝負の神様「八咫烏」さまをお祀りされているので、お水は八咫烏さまの口から出ていました。
ワンちゃんと一緒に
手水舎の横には、何やらかわいいワンちゃん達が座っています。
「愛犬専用 水飲み場」
「犬の連れ参り禁止」の神社も多い中で、ワンちゃんの憩いの場があるのは、愛犬家にはとってもありがたい。
次に来るワンちゃんのために、綺麗に使ってくださいね。
八咫烏さまとは
弓弦羽神社は、約1200年前に熊野大神様をお祀りしたのがはじまりです。
八咫烏さまといえば、三本足のカラスで、熊野大神様のお使いとして知られています。
日本サッカー協会のシンボルにもなっていますね。
弓弦羽神社の八咫烏さまは、一本の矢をしっかりと掴んで、一直線に目標に向かう「導きの八咫烏」さまとのこと。
サッカーだけでなく、いろんな必勝祈願に御神徳があります。
日本サッカー発祥の地
日本で初めてサッカーチームができたのは、御影にあった当時の「御影師範学校」(現神戸大学教育学部)なのだそう。
何度も全国大会で優勝していたとのことで、兵庫県(神戸市)は、かつてはサッカー王国だったんです。
サッカー発祥の地に八咫烏さまがお祀りされているということは、深いご縁があるのでしょうね。
御影石のサッカーボール
本殿の左奥に、ひと際目立つ御影石のサッカーボールが置かれています。
サッカーボールの前には「奉献」「ヴィッセル神戸」「INAC神戸レオネッサ」と書かれています。
実は、筆者が弓弦羽神社に足繫く通うようになったのは、当時INAC神戸に所属していた女子サッカー元日本代表の澤穂希選手に憧れて娘がサッカーを始めたことがきっかけでした。
何度サッカーボール型の絵馬に必勝祈願をしたか分かりません。
秘密の必勝祈願方法があるらしい
このサッカーボール、クルクル回るようになっています。ピッチを縦横無尽に動き回るイメージのようです。
でも、どうやってお参りすればいいのか、正式なお参りの作法は有るのか、ずっと気になっていました。
そこで、宮司の澤田さまにお話を伺いました。
「特にお参りの作法は決まっていません。思い思いにお参りしていただいたらいいですよ。」とのこと。
「でも最近、『自分の干支の前に立ち、八咫烏が干支を向くように回して、八咫烏をなでながらお願い事をすると叶う。』という話を聞くようになりました。」と教えていただきました。
早速、娘の干支の酉の方向に八咫烏を向けて、来月の新人戦での活躍をお祈りさせていただきました。
灘五郷
フィギュアスケートやサッカーの話題ばかり書いていて、まるでスポーツの神様のような印象を与えてしまったかもしれませんが、それだけではありません。
弓弦羽神社は酒どころで有名な灘五郷の一つ、御影郷にあり、日本酒とも深いかかわりがあります。
江戸時代に酒造安全守護を願って、京都・嵐山の松尾大社からご分社された「松尾社」もお祀りされるようになりました。
こちらの御祭神は、大山咋命 中津島姫命
弓弦羽神社は氏子8地区のだんじりを有しており、祭りが盛んで、地域の結束が強いと、宮司の澤田さま。
阪神淡路大震災のときも、祭りで培った絆で地域を守ったと教えていただきました。
毎年五月の大祭で地車が神社に集合します。
感染症の関係で、昨年と今年は、神事のみ執り行われて、神賑わい(お祭)は中止となっていました。
来年こそは、お祭も行われると良いですね。
御祭神
根本熊野三所大神
*伊弉冊尊(いざなみのみこと)
注)「冊」の字は正式には上が横一ではなく別れています
*事解之男命(とさかのおのみこと)
*速玉之男命(はやたまのおのみこと)
名称 弓弦羽神社
住所 〒658-0048
神戸市東灘区御影郡家2丁目9-27(旧地名 御影弓弦羽ノ森)
電話 078-851-2800
公式ホームページ https://yuzuruha-jinja.jp/