【京都市】東山区 日本最高級の大伽藍『東福寺』は時代劇ロケ地&紅葉で有名♪
京都の東山区にある『東福寺』には、一時期お客様を連れて毎週のように通ってました。『東福寺』は、秋の紅葉、初夏の青もみじと有名ですが、京都を代表する禅寺の一つとして、見所がたくさんあります♪
まず、東福寺へ向かう時に一番知られている光景が橋と紅葉ではないでしょうか?四季折々の自然美と最古と言われる建物の美しさ、ため息が思わず出てしまいます!
臥雲橋(がうんきょう)、通天橋(つうてんきょう)、偃月橋(えんげつきょう)の“東福寺三名橋”と呼ばれています。
『東福寺』は、九條道家が創建した臨済宗東福寺派の大本山。日本最高級の大伽藍があることでも知られています。
「伽藍」とは、お寺の建物のこと。お寺の諸設備を「七堂伽藍(しちどうがらん)」と総称します。『東福寺』は禅宗のお寺としては最大級の大きさの七堂伽藍があります!
夏には、ハスの花が綺麗に咲く『三門』の偉大さも圧巻♪5つの柱と3つの入り口がある「五間三戸(ごけんさんこ)」という造りの二階建てで、二階は毎年3月14日~16日の涅槃会(ねはんえ)の時などに特別公開されます。
令和4年度「第58回京都非公開文化財特別公開」
期間:【三門】2022年10月8日(土)~12月4日(日)
【法堂】2022年11月1日(火)~11月30日(水)
現在の門は応永12年(1405)頃に再建されたものですが、禅寺の三門では、日本最古にして最大、国宝!その国宝に足を踏み入れると、宝冠釈迦如来(ほうかん しゃかにょらい)などの素晴らしい仏像群に感動しますよ♪毎年お参りさせてもらってます。
『法堂』では、日本画家・堂本印象がわずか16日間で描き上げたという、「天龍の絵」が外から見れます。仏像も13世紀後期制作と伝わる釈迦如来立像で、とっても美しいです!
「方丈」という禅宗寺院における僧侶の住居の建物では、国指定名称に登録される「東福寺本坊庭園」が有名!庭園は昭和14年(1939)、作庭家である「重森三玲」の手により作られました。夏前にいくとツツジがハート型に選定されていて、お庭に映えますよ!また桜の季節もとっても愛らしくて綺麗です♪
また、「東福寺」では、よく時代劇やドラマの撮影をされています。
私も何度か知ってる俳優さんたちの遭遇したり、立ち会ったりしたこともありますよ♪撮影の中では「高津商会」の数々の小道具たちもこちらでお世話になっています〜
この枯山水の美しい禅庭で、よく目を閉じてほっこりした気分を味わっていました…
「禅堂」は、日本最大にして最古の坐禅道場、そして「東司」は室町時代前期に建立された日本最古のトイレです!「東司」は先日、アクシデントに見舞われてしまい、車が突っ込んでしまいました…汗
当時のその使い方たるもの知るや、今のウォシュレットに感謝を覚えます!w
これから京都の紅葉が本格的に色づいてきて華やかになりますね〜♪
臨済宗大本山『東福寺』
〒605-0981 京都市東山区本町15丁目778
9:00~16:00