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【小学生】宿題の未提出が多い子に効果的だった!教師が実践した“宿題忘れをゼロにできる“簡単な方法3選

ナナホシ教育/子育て/学校

宿題の未提出が多い小学生の子どもに悩んでいるママも多いのではないでしょうか。叱ったり代わりにやったりするのではなく、子どもの特性を理解し、適切な支援をすることで、この問題は解決できます。今回は宿題の未提出が多い子供の共通点と効果的な対処法を解説します。

宿題の未提出が多い子の傾向

宿題を忘れる子どもには、時間管理が苦手、優先順位をつけるのが難しい、物事に集中しづらいなどの特徴が見られます。また、自己管理の重要性を理解していなかったり、やり方がわからなかったりする場合もあります。一方で、好きなことには集中できるという傾向も。それでは、こういった子供へはどうしたらいいのでしょうか?効果的な方法を3つ紹介します。

1.視覚的な管理ツールを一緒に作成する

子どもと一緒に、宿題チェックできる楽しいカレンダーやチャートを作ります。シールやイラストを使って、達成感を視覚化することで、自己管理が楽しい習慣になります。毎日の小さな成功体験が、子どもの自信につながります。

効果的な声かけ例

「宿題カレンダー、どんなデザインにする?好きなキャラクターのシールを貼ろうね」

NGな声かけ例

「また宿題忘れたの?いい加減にしなさい!」

2.タイムマネジメントゲームを取り入れる

時間管理を楽しく学べるゲームを家族で楽しみます。例えば、タイマーを使って「15分で何問解けるかな?」というチャレンジや、「宿題→おやつ→遊び」といった流れを絵カードで表現し、順序立てて行動する練習をします。ゲーム感覚で時間の使い方を学べます。

効果的な声かけ例

「今日は15分で何問解けるかな?挑戦してみよう!」

NGな声かけ例

「こんなにダラダラやってるから、いつも宿題が終わらないのよ」

3.「忘れ物ゼロ」チャレンジを家族で楽しむ

家族全員で「忘れ物ゼロ」にチャレンジする週間を設けます。大人も含めて忘れ物をしなかった日にはポイントを獲得し、週末に家族でご褒美を楽しむなど、ポジティブな動機付けを行います。子どもだけでなく家族全体で取り組むことで、支え合いの気持ちが生まれます。

効果的な声かけ例

「今週は家族みんなで忘れ物ゼロに挑戦だね。頑張ろう!」

NGな声かけ例

「あなたばっかり忘れ物して、みんなに迷惑かけてるでしょ」

まとめ

宿題の未提出が多い小学生への対応は、叱責や代行ではなく、楽しく習慣化することが鍵となります。視覚的な管理ツールの作成、タイムマネジメントゲームの導入、家族での「忘れ物ゼロ」チャレンジなど、遊び感覚で自己管理能力を育むアプローチが効果的です。大切なのは、子どもの小さな進歩を認め、励まし続けること。焦らず、楽しみながら、長期的な視点で支援していきましょう。

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