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安藤なつさんや小川彩佳アナのスピード離婚は、婚活男女に『ありがたい影響』を与えてくれる!その理由とは

村上れ以子成婚率東日本トップの仲人士(結婚相談所運営) 元新聞記者
(写真:PantherMedia/イメージマート)

ここのところ、離婚の話題が多いですね。

お笑いコンビ「メイプル超合金」の安藤なつ(40)が、離婚調停中であることが分かった。安藤は2019年11月に、6歳年下の一般人男性と出会って3カ月で“スピード結婚”。だがその結婚生活は、長くはもたなかった。

安藤なつ、19年に結婚の夫と離婚調停 6歳年下男性を追い詰めた「超束縛」と「カネ」(デイリー新潮)

離婚協議中と伝えられていた「NEWS23」(TBS系)のキャスターを務める小川彩佳氏(36)と、医療ベンチャー「メドレー」の前代表・豊田剛一郎氏(37)の離婚が成立した。6月30日までに、都内区役所に離婚届が提出され受理されていたことが、「デイリー新潮」の取材で明らかになった。

小川彩佳アナの「離婚」成立 知人が明かす「不倫」の背景にあった「夫婦のすれ違い」(デイリー新潮)

小林麻耶(41才)の結婚生活が重大局面を迎えている。2018年に整体師の國光吟氏(37才)と結婚した麻耶が、離婚に向けて協議を始めたことがわかった。

「目が覚めた」小林麻耶が整体師の夫と離婚へ すでに別居、協議も開始(NEWSポストセブン)

離婚理由はさまざまですが、共通するのは「スピード離婚」ということでしょう。

安藤さんは2019年11月に結婚、2021年5月に別居。

小川アナは2019年7月に結婚、2021年4月には別居。

小林さんは2018年7月に結婚、2021年3月には別居。

特に安藤さんと小川アナは結婚して2年未満で、結婚による同居を解消して離婚に向かう、ということになります。

「1年以上2年未満の同居期間」で離婚するのは“はやすぎる”?

実は厚生労働省の調べでは、「2年未満での同居解消からの離婚」が、離婚するカップルの中で最も多いのです。

厚生労働省 平成30年(2018)人口動態統計月報年計(概数)の概況 17ページ参照(PDF)

同居期間別にみた離婚件数の年次推移(表)平成30年(2018)人口動態統計月報年計(概数)の概況より

同居期間別にみた離婚件数の年次推移(グラフ)平成30年(2018)人口動態統計月報年計(概数)の概況より

グラフでわかるように昭和60年から平成30年までずっと、同居5年未満での離婚が最も多く、表によると、その中でも同居1~2年未満での離婚がどの年次でも最多であることがわかります。

安藤さん、小川アナはスピード離婚ではあるのでしょうが、決して少数派ではないのです。

そして、この事実は、婚活する独身者の視野を広げてくれるかもしれません。

結婚したら添い遂げる、だけが選択肢ではない

結婚したら一生添い遂げる、という結婚観は素敵な選択肢のひとつですが、婚活する独身男女の中には、「理想の相手を探したい」というあまり、少しでも理想から外れたお相手だったら、せっかく出会ったのにお断りしてしまう人もいます。

ただ、昔(少なくとも昭和60年以降)から、離婚という選択肢もあるわけです。1~2年未満で同居を解消して離婚しているカップルは多数いたわけです。

婚活中の皆さん。

「理想の相手を探したい」と長い期間を費やすのもひとつの方法ですが、あまり理想にこだわりすぎず、縁があったら少し理想と外れていても結婚を視野に入れて交際してみる、という選択肢も加えてはいかがでしょう。

※「理想の相手」にこだわったり慎重になりすぎて婚活が停滞している独身者に向けたエールとして、簡単に離婚できないケースもあることを承知のうえで、あえて書かせていただきましたこと、ご理解いただけましたら幸いです。

成婚率東日本トップの仲人士(結婚相談所運営) 元新聞記者

キャリア5年で成婚数、成婚率とも東日本1位仲人士に。17年間のスポーツ担当記者時代に取材した国内外トップスポーツ選手・コーチの必勝ノウハウを婚活にいかし、難しいといわれる30代・40代・50代の中高年と親の婚活で、通常の8倍の割合で会員を成婚に導く。慶應義塾大法学部政治学科卒業。既婚、二児の母で、趣味は子どものスポーツ応援。

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