安藤なつさんや小川彩佳アナのスピード離婚は、婚活男女に『ありがたい影響』を与えてくれる!その理由とは
ここのところ、離婚の話題が多いですね。
離婚理由はさまざまですが、共通するのは「スピード離婚」ということでしょう。
安藤さんは2019年11月に結婚、2021年5月に別居。
小川アナは2019年7月に結婚、2021年4月には別居。
小林さんは2018年7月に結婚、2021年3月には別居。
特に安藤さんと小川アナは結婚して2年未満で、結婚による同居を解消して離婚に向かう、ということになります。
「1年以上2年未満の同居期間」で離婚するのは“はやすぎる”?
実は厚生労働省の調べでは、「2年未満での同居解消からの離婚」が、離婚するカップルの中で最も多いのです。
厚生労働省 平成30年(2018)人口動態統計月報年計(概数)の概況 17ページ参照(PDF)
同居期間別にみた離婚件数の年次推移(表)平成30年(2018)人口動態統計月報年計(概数)の概況より
同居期間別にみた離婚件数の年次推移(グラフ)平成30年(2018)人口動態統計月報年計(概数)の概況より
グラフでわかるように昭和60年から平成30年までずっと、同居5年未満での離婚が最も多く、表によると、その中でも同居1~2年未満での離婚がどの年次でも最多であることがわかります。
安藤さん、小川アナはスピード離婚ではあるのでしょうが、決して少数派ではないのです。
そして、この事実は、婚活する独身者の視野を広げてくれるかもしれません。
結婚したら添い遂げる、だけが選択肢ではない
結婚したら一生添い遂げる、という結婚観は素敵な選択肢のひとつですが、婚活する独身男女の中には、「理想の相手を探したい」というあまり、少しでも理想から外れたお相手だったら、せっかく出会ったのにお断りしてしまう人もいます。
ただ、昔(少なくとも昭和60年以降)から、離婚という選択肢もあるわけです。1~2年未満で同居を解消して離婚しているカップルは多数いたわけです。
婚活中の皆さん。
「理想の相手を探したい」と長い期間を費やすのもひとつの方法ですが、あまり理想にこだわりすぎず、縁があったら少し理想と外れていても結婚を視野に入れて交際してみる、という選択肢も加えてはいかがでしょう。
※「理想の相手」にこだわったり慎重になりすぎて婚活が停滞している独身者に向けたエールとして、簡単に離婚できないケースもあることを承知のうえで、あえて書かせていただきましたこと、ご理解いただけましたら幸いです。