【武蔵村山市】みかん農園の目の前にヴィンテージものが並ぶギターショップが出現!
武蔵村山市の気になるスポットを紹介している地域情報発信ライターのむさむらんどです。
ミュージシャンの知り合いから、最近市内にギターショップがオープンしたらしい!という情報を聞きつけ、「え、武蔵村山に!?」と驚いたが、さっそく行って来ました。青梅街道沿い中藤のバス停近く、うどん屋と神社の脇の道を入っていくと、住宅と緑地の長閑な風景が広がります。この先によもやギターショップがあるなんて思いもよりません。5分ほど歩くと重厚な扉がある建物が見えてきました。扉の上には「KURONEKOTEI」と書かれています。どうやらここがお目当てのギターショップ「黒猫亭」のようです。
想像していたよりお洒落でカッコいい感じの外観です。そしてお店の向かいには、みかん農園のみかん畑が広がっています。このアンバランスさが何とも言えませんね!東京のギターショップとしてはなかなかめずらしいロケーションです(笑)
さっそく店内に足を踏み入れると、ウッド調のアメリカンな内装の店内にギターがずらりと並んでいます。
ギターはヴィンテージの高価なものからお手頃価格のものまで40〜50本ほどが展示販売されています。
念願のギターショップをオープン
店主の宮西義人さんは1年ほど前にサラリーマンを辞め、今年の1月に念願だったギターショップを自宅の一角にオープンしました。中学生の頃から自身でもバンドでギターを弾くなど、ずっとギターに関わる仕事をしたいという思いはあったそうで、サラリーマンを続けながらジャズのセッションにも参加していました。また同時に「浪マ楽団長(ろまがくだんちょう)」という名義で作詞作曲など様々なアーティスト活動も行ってきました。
バーカウンターでドリンクも提供
どうせお店を開くならと店内の内装にも徹底的にこだわり、大好きだというヴィクトリア時代のイギリスや1940〜50年代のアメリカの要素を取り入れたとのこと。お客さんとの交流を楽しむためバーカウンターも設置。コーヒーやソフトドリンク、お酒も楽しめます。
お店のモデルは自身の小説だった
店主の宮西さんは小説も書いており、その中に出てくるレストランの店名が「黒猫亭」とのことで、自分でお店を持ったときも「黒猫亭」にしようと決めていたそうです。
ちなみに、黒猫のイラストやロゴのデザインも自分で手がけたというから本当に多才!お店のオススメ商品などを紹介している公式YouTubeチャンネルの撮影も試行錯誤してすべてお一人でやってます。
ついつい長居したくなるコンセプトがあって面白いギターショップでした。「ギターに興味なくてもお気軽にお立ち寄り下さい」とのこと。カウンターでお茶やお酒を飲みながら多趣味な店主とお話しするのも楽しいですよ。
店名:黒猫亭(くろねこてい)
住所:東京都武蔵村山市中藤4-41-4
アクセス:東大和市駅から西武バス17分 中藤バス停下車徒歩5分
駐車場:店の前に2台分有
営業時間:11:00〜19:00
定休日:火曜日、第3水曜日