武蔵村山市と周辺エリアの気になるスポットや話題を紹介しているライターのむさむらんどです。

「足つぼ」というと、とてつもなく痛くて、テレビ番組の罰ゲームなどを想像する方も多いのではないでしょうか。でもこの痛いのがまた良かったりするんですよね。武蔵村山市にはそんな足つぼの専門店があるんです。

市内大南にある台湾footは、本場台湾式のしっかり圧を加える足つぼの施術が受けられます。足つぼ好きの私としては、やはりしっかり系がうれしいですね。

台湾式の足つぼコースは、下記の通りです。

・60分／6,000円（基本のおすすめコース）

・30分／3,500円（片足15分クイックコース）

・80分／7,500円（片足40分たっぷりコース）

他にも、手つぼ、肩甲骨剥がし、整体、角質ケア、黄土よもぎ蒸し（女性限定・完全予約制）などもあります。詳しくは台湾footのホームページで確認ください。

さて、私は台湾式足つぼ60分コースをお願いします。膝上までまくれないズボンの場合は、無料で短パンも貸してくれますよ。両足を蒸しタオルで拭いたら、左足からスタートです。実はこれにも理由があって、心臓のツボが左足にあるので、まず血液の循環を良くするためなんだそうです。

足裏の真ん中辺りからゆっくり圧をかけていきます。足裏には60ヶ所以上の反射区があるそうで、１つ１つ指で押して刺激していきます。けっこう強めだから痛いけど、のけぞるような痛さではなく効いてる感じが心地よいです。でも初心者はたぶんとても痛いと思います！（笑）

からだの不調なところは、反射区を押したときに痛かったり、硬かったりするそうです。私の場合は胃や肝臓が硬いということでしたので、気をつけないと…

左足の施術が終わったところで、施術前の右足と比べてみました。左足がすっきりしているのに対し、右足が浮腫んでいますね。

台湾footの店主である只野さんは、東日本大震災で被災し、福島県南相馬市から親戚がいる武蔵村山市に家族で避難してきたとのことです。足つぼの学校で技術を学び、都内の大手台湾式足つぼ専門店で経験を積んだ後、2015年に奥さんと2人で台湾footをオープンしました。

武蔵村山は静かな環境で故郷に似て過ごしやすいところがお気に入りだそうで、地域に溶け込みお店も9周年を迎えました。この辺りで台湾式足つぼの専門店はめずらしいですが、「少しでも足つぼの良さやフットケアの重要さを広めていけたら」と只野さんは話します。

気持ちよくて60分の施術もあっという間でした。足は軽くなった気がするし、気分もリフレッシュできたのでこれで明日からまた仕事もがんばれます！

ぜひ一度本場の台湾式足つぼを体験してみてはいかがでしょうか。土日は要前日予約で2名同時の施術も可能とのことです。