都丸紗也華「正解がないのが楽しい」
女優、グラビアアイドルの都丸紗也華さん(23)。TBS系連続ドラマ「恋はつづくよどこまでも」など話題作でも存在感を見せていますが、14日発売の写真週刊誌「フラッシュ」では妹の都丸亜華梨さんと初の姉妹グラビアにも挑戦しています。日々、活動の幅を広げていますが、その原動力は「正解がないこと」だと言います。
初めての姉妹グラビア
妹との撮影は先月12日にしていただきました。妹はグラビア撮影自体が初めてだったので、もっとドギマギしてこちらにいろいろ尋ねてくるのかなと思っていたら、全く聞いてこなくて(笑)。ドシッと、違和感なくやってました。
姉としたら、頼もしいような、頼ってこないので肩透かしというか…。なんとも微妙な感覚でしたけど、私が初めてグラビアを撮った時に比べたら、はるかに堂々としていて立派なものでした。
今回の姉妹グラビアもそうですし、ありがたいことに、これまでも本当にいろいろなお仕事をさせていただきました。
去年「のの湯」というドラマに出演させてもらったんです。銭湯に通う女の子を描いた物語だったんですけど、きちんと役と向き合って、役を作っていく楽しさややりがいみたいなことを体験させてもらいました。
以前もお世話になった監督さんだったんですけど「この役はこうやって演じなさい」というのではなく「この役の人物は、こんなことがあったら、どうすると思う?」とこちらと一緒に役をかためていってくださるというか、寄り添いながら考えてくださる。その空間がとてもありがたかったですし、自分の中でもやりきった感覚がすごく強かったんです。
今から6~7年前、初めて演技のお仕事をした時は、自分で言うのも恥ずかしいんですけど、本当に何も分からなくて。必死で覚えてきた台本を頭で思い浮かべながら、その台本を読んでいるような状況で(笑)、お芝居ということには全然なっていない状況でした。
「正解がない」
でも、そこからいろいろな作品に関わらせていただいて、今後は演じるお仕事を突き詰めていきたいと考えています。
演じる仕事をやりたい理由ですか?多分「正解がないのが楽しい」んだと思います。いつまで経っても、どこまでいっても、正解が分からない。だから、大変なんですけど、だから、だから、楽しいんだと思っています。
新型コロナウイルスでお仕事が止まったりもしていたので、余計にお仕事について考えたりもしていました。
今はなかなかスムーズに撮影はできませんけど、やっぱり映画やドラマの仕事をしていきたい。その思いを確認することにもなりました。
えっ、自粛中の生活ですか?韓国のドラマをたくさん見たりしてましたね。…でも、自粛前から韓国ドラマは見まくっていたので、自粛中も、その前も、あまり生活は変わってないかもしれないですね(笑)。
(撮影・中西正男)
■都丸紗也華(とまる・さやか)
1996年9月26日生まれ。群馬県出身。プラチナムプロダクション所属。中学3年の時にスカウトされ芸能界入り。2016年、映画「イースターナイトメア〜死のイースターバニー〜」に出演。その後も、TBS系連続ドラマ「恋はつづくよどこまでも」などに出演。同事務所に所属する妹の都丸亜華梨と初の姉妹グラビアが14日発売の写真週刊誌「フラッシュ」に掲載されている。また、連続ドラマ「ほぼ日の怪談。」(テレビ神奈川で8月26日からスタート、dTVチャンネル・ひかりTVでは8月22日から配信開始)にも出演する。