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掃除アドバイザーが自宅で実践。水回りの掃除頻度を激減させる方法

小暮ひさのりテクニカルライター/ハウスクリーニングアドバイザー
筆者撮影

水回りの掃除、面倒ですよね。

ついこの前掃除したばかりなのに……と思っても、気を抜くとすぐに汚れが付いてしまいます。放っておくとそこからカビが生えたり、汚れが固着して剥がれにくくなったりするので、気がついたら掃除しておく。という対処がベターです。

とはいえ、そんなに頻繁に掃除したくないですよね。水回りとなればなおさらです。

そこで、ハウスクリーニングアドバイザーでありお掃除マニアの筆者が実践している水回りの掃除手抜き(掃除の頻度を減らせる)テクニックを紹介します。

カインズで498円の「汚れ防止用撥水剤」をかける

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用意するものはカインズの「汚れ防止用撥水剤」です。

シリコンとフッ素系樹脂を主成分とした撥水剤で、掃除後にこれを吹きかけて拭き取るだけで水回り掃除の世界が変わります

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威力をお伝えするために、洗面台を半分養生して片方に「汚れ防止用撥水剤」を施工します。掃除後、水分を拭き取ってスプレーして、乾拭き。面倒であれば、スプレーして2〜3分後に水で流してもOKです。

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液剤は無職、施工しても色味は変わりません。この状態だとどちらに施工してあるかわかりませんが、ここに色水を流してみましょう。

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未施工の左側は色水が膜になってずっとシンクの上に残り続けているのに対して、施工した右側は色水がまとまって滑るように排水溝へと流れていきます

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またこの汚れ(色水)は、シリコンとフッ素系樹脂の撥水コーティング成分の上に留まっているため、残った飛沫も水をかけるとするりと流れ落ちていくのです。

これによって泥汚れ、絵の具、油汚れなどがシンクに付着するのを防ぎ、汚れにくくなるというわけですね。

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この防汚効果はおよそ2週間持続。

シンクの利用頻度にもよりますが、我が家ではこのスプレーのおかげでシンクをはじめ水回りの掃除頻度がかなり減りました。

目に見えて汚れが付きにくくなるので、大掃除後にはシュッと一手間。撥その後の掃除が楽になる「汚れ防止用撥水剤」を試してみてください。

テクニカルライター/ハウスクリーニングアドバイザー

1980年01月21日生まれ、群馬県在住のフリーライター。2001年に編集プロダクションに入社し主に雑誌の編集・執筆・デザインを学ぶ。2003年に独立しPC誌やWEB媒体などでデジタルアイテムのトレンドを追いつつ趣味の農業を楽しんでいるが、毎年稲刈りとスマホ関連の発表・発売時期がかぶるのに頭を悩ませている。特技はお掃除でハウスクリーニングアドバイザーの資格を習得。特に水回り系のお掃除が得意

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