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年末、床掃除はしないと決めた。 水拭き自動化のロボット掃除機で、毎日綺麗だから

小暮ひさのりテクニカルライター/ハウスクリーニングアドバイザー

早いものでまもなく年の暮れ、大掃除の季節となりました。

ロボット掃除機大好物な我が家のリビング、基本綺麗になっていて別に床掃除はしなくていいかな〜?となっているんですけど、それには水拭き対応のロボット掃除機、Roborockの「S7 MaxV Ultra(外部サイトが開きます)」のおかげもあります。

このモデル、特徴としては…

  • 高度な物体認識で正確な障害物回避
  • 部屋の壁際までしっかりとしたアプローチ
  • 自動ゴミ吸引で、稼働毎のメンテナンスほぼなし
  • 水拭きも対応
  • なんなら、水拭きモップも自動で洗ってくれる

と、究極的にほったらかしで掃除を一任できる賢いモデルなんです

Roborockシリーズの最上級モデルなだけあって、お値段もかなり高めなんですけど、値段に見合うだけの性能がちゃんと備わっていると感じました。

水拭き掃除の課題を解決。モップ上げちゃえ!

水拭き対応のロボット掃除機は最近のトレンドのひとつでして、色々なメーカーが水拭き対応モデルを発売しています。

確かに、1台で吸引掃除〜水拭きまでできるって、便利なんですけど、準備が面倒だったり絨毯が濡れたりと、課題もあるんですよね。結果として、やっぱり水拭きしなくていいや! って、水拭き機能が実質死んでいるロボット掃除機が多くあると思います。

出典:Roborock
出典:Roborock

そこを解決しているのが、この「S7 MaxV Ultra」。

床の状態や材質を確認して、もしそこがカーペットや絨毯など、水拭きNGだと判断すると、モップをリフトアップ(※)。水濡れしないように、気を利かせてくれるのです。つまり、1度の発進で吸引掃除と水拭きを同時にやっつけてくれるから、掃除時間も短くて済むんです。

※4mm未満のカーペットで使用できます。4mm以上のカーペットの場合は、アプリからカーペット回避モードを選択できます。

掃除が終わると、ステーション下部のブラシローラーでモップをしっかり洗ってくれて、汚水もゴミも回収してくれるので、ほぼノーメンテで水拭きまで終わらせられるんです。究極的な放ったらかし掃除ができます。

髪の毛が絡まないブラシに感動!

ほったらかし感は素材にも。ブラシはゴム製になっていて、髪の毛が絡みません。

半年間使い続けましたが、3本くらいしか絡んでいませんでした(ガチです)。これはもう本当にノーメンテでいけるやつですね。

掃除後だって、ゴミを自動回収してくれるしモップも洗ってくれる。気付いた時に清水の補充と、タンクがいっぱいになる前に汚水を捨てればOKなので、床掃除に関しては、本当に手をかける必要がありません。

障害物を回避。部屋の片付けも最低限でいいか

個人的にすげーな!を感じているのが、カメラとAIによる物体認識・回避能力。こいつ、かなり頭いいです。

たとえば、家の中にコードなどが転がっていたとしても、ちゃんと目で見てそれをコードだ!と理解するので、踏んで絡まる前に未然に回避。掃除の途中でなにかに引っかかったり、何かを巻き込んだりということがほぼありません。

いや言い換えます。何かを巻き込んだり、掃除途中で止まってしまうことはありませんでした。

(障害物を避けている動画はBlogで公開しています。興味がある方はそちらをどうぞ)

今回は製品をお借りして、約半年間じっくり使い込んでの長期レビューなのですが、半年間使い続けて何か障害物を拾ってエラーになったり、狭いところから出られなくなったりといったトラブルはただの1度もありませんでした

日常的に子供のオモチャや、脱ぎ散らかされた靴下、スリッパ、リモコンなどが床に散乱している。ロボット掃除機にしたらリスクしかない育児中家庭なのですが、本当に毎回しっかりと掃除をやりきってくれますし、何か変なもの食ってガチャガチャ言ってるようなこともありません。

これまで数多くのロボット掃除機を試してきましたが、この回避能力は最新のルンバJ7シリーズに並ぶか、ひょっとしたらそれ以上かもしれません。やっぱ2眼で見てるのが強いですね。

この掃除機は床掃除の時間と手間を減らせる!

このRoborock「S7 MaxV Ultra」、いわゆる現代のロボット掃除機の中でも特に機能が満載の「ぜんぶいり」モデルなので、価格的にはかなり高価。

しかし、マッピング性能が高くて、効率的に走行してくれますし、吸引力も強くて障害物も軽やかに避ける。と、「掃除機」の部分もしっかりと作り込まれています。

ゴミ捨ても、モップがけも自動なので、「掃除したいけど、その前にロボット掃除機の面倒みなきゃ……」という一手間を気にしなくて良くなるので、毎日綺麗な床コンディションを維持できると思いますよ。

「S7 MaxV Ultra」まとめ

価格は高いけど、頭の良さと手間のかからなさは非常に優秀。複雑な間取りにも対応できて、「掃除機」としても「拭き掃除」ロボットとしても良くできている!

大掃除も普段の掃除も、手を抜けるところは抜いていきましょう!

メーカーサイト

Roborock「S7 MaxV Ultra

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https://shopping.yahoo.co.jp/products/d457553ee7

テクニカルライター/ハウスクリーニングアドバイザー

1980年01月21日生まれ、群馬県在住のフリーライター。2001年に編集プロダクションに入社し主に雑誌の編集・執筆・デザインを学ぶ。2003年に独立しPC誌やWEB媒体などでデジタルアイテムのトレンドを追いつつ趣味の農業を楽しんでいるが、毎年稲刈りとスマホ関連の発表・発売時期がかぶるのに頭を悩ませている。特技はお掃除でハウスクリーニングアドバイザーの資格を習得。特に水回り系のお掃除が得意

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