今年（2023年）の母の日は5月14日です。

カーネーション、あじさいの鉢植えなどで
園芸店はギフトで溢れていますね

ガーデニングシーズン、春のお花の苗も
たくさん揃っています。

その中に、草丈は低めなのですが
カーネーションに似たお花をみつけました。

カーネーションとダイアンサスの違い

こちらはダイアンサス「アイラブユー」という品種です。

まるでカーネーションのようではありませんか？

草丈も10数センチ、小ぶりな苗で
蕾も多く、花も溢れるように咲いてきます。

ダイアンサスとは？

ダイアンサスとは「なでしこ」のことです。

実は、カーネーションも同じナデシコ科のダイアンサス属なのです。

ナデシコ（撫子）というと
私の勝手なイメージでは
もっとシンプルで和風なお花なのですが

品種改良が進んでいて、
カーネーションに似た花が
コンパクトな株にたくさん咲いています。

アイラブユーの他に、ピンクキッスや
ミーテもボリュームがあり、人気のお花です。

ダイアンサスの育て方

お店で「秋も咲きますよ」と説明すると
「そうなんですか！？」という
お声が多かったダイアンサス。

多年草で、真夏、真冬を避ければ
毎年お花が楽しめます。

四季咲性で常緑の多年草です。

高温多湿を嫌うので、真夏の直射日光と
西日を避けて植え付けます。

植え付ける時は画像のように、
株元の黄色い葉、枯葉をきれいに取り除き
すっきりさせてから植えてくださいね。

耐寒性はありますので、暖地であれば
防寒はあまり必要ありません。
積雪の時などは気を付けましょう。

たくさんお花を楽しむために

ダイアンサス　アイラブユーは
ひとつの茎から枝分かれして花が咲く
スプレー咲きです。

花期も３月頃から６月と
９月頃から冬になる前まで
鑑賞期間が長いので、たくさん楽しめます。

アイラブユーは
咲き進むにつれ、ローズ、ピンク、白と
色が変化するので、一株植えでも楽しめます。
ミーテも色が変化するそうです。

花が終わったら、花茎を株元の方でカット
液体肥料は週１回あげます。
たくさん蕾ができますが、肥料が足りないと
「咲かない蕾」が出来てしまいます。

蕾をさわってみると中身がない、
そんなことになりかねませんので
是非肥料をあげてください。

ダイアンサスの植え付け

母の日のプレゼントで
ダイアンサスを贈られたけど
どうしたらいい？という方は

ダイアンサス１株なら8号位の鉢に
植え付けます。
防虫剤と元肥を追加しておきましょ

多湿を嫌いますので、お水やりは
土が乾いたら株元にたっぷり
鉢の底からお水が流れるくらいあげてください。

ダイアンサスの寄せ植え

夏の間は涼しい場所に鉢を置くので
ヒューケラやラベンダーと合わせて植えました。

ラベンダーもとてもよい香りです。

鉢増し、植え替えで
来年にはもっと大きな株にできたらいいなと思います。

夏の暑さ、梅雨時期などの長雨には注意して
楽しんでみてください。