【調布市】西調布の間借りカレー「シモカワスパイス」のポークビンダルーカレーが"沼る"味!
何気なく手に取った京王線の機関紙「あいぼりー」を見ていたら、「"間借り"スパイスカレー」のページで紹介されていた、見るからにおいしそうなカレーを発見!
西調布で日曜限定で間借り営業を行っている「シモカワスパイス」でした。説明文によると「1年に1種のカレーを極める」をテーマに、都内各所で間借りカレーのお店を営業しているそう。なにそれ、面白そう!
たまたま日曜日だったこともあり、早速行ってみました! 場所は品川通り沿いの「料理うまいBAR COCOCORO」です。
お店のInstagramによると、当日朝9時までの予約が必要だそうですが、この日は予約なしで来るお客さんのために多めに用意しているというのを見たので、予約無しで訪れてみました。
外からは、お店の様子はよくわかりません。
お店の前には「シモカワスパイス」の看板が出ていたので、ドアを開けて入ってみました。このお店の看板メニュー「ポークビンダルーカレーと日替わりカレー」または「バターチキンカレーと日替わりカレー」で税込1000円とのこと。
入口には、本日の日替わりメニューが書かれていました。
メニューはこちら。「あいぼりー」にも載っていた、カレー3種全種盛りにパクチー山盛りの「3種フォレスト盛りカレー」が一番人気とのこと。日替わりカレーも気になるし、バターチキンカレーとポークビンダルーカレーから一つに選べない!と思ったので(幸いパクチーも大好きなので)、3種フォレスト盛りカレー(1500円)を注文してみました。
サイドメニューには追加パクチーや青唐辛子のピクルスなどもあり、ピクルスもとても気になりました。辛いのがお好きな方へと書いてあるので、きっと辛いのでしょう。
カウンター席のみ8席の小さなお店を店主の下川さんが一人で切り盛りされているので、とても忙しそうです。でも、鮮やかな手つきで次から次へと芸術的にカレーを盛り付けて、待ち時間はあまり長く感じませんでした。
こちらがその3種のフォレスト盛りカレーです! すごい! これはなんというか、盛りの森、森の盛り。見ただけで感動が押し寄せてきました。こういう言い方は(調布に)失礼かもしれないですが、調布レベルではない!と直感しました。
右側のカレーが2021年に極めたという北インドのバターチキンカレー。左側のカレーが2022年、まさに今も極め中という西インドのポークビンダルーカレー。そして真ん中のカレーカップに入っているのが日替わりカレーでした。その周りには野菜がたっぷり!
上にのっているスパイス梅はポークビンダルーカレーのルーに溶かしながら食べてくださいとのこと。どんな味なんでしょう。楽しみです!
ドライハーブがたっぷりかかったポークビンダルーカレー。ピンクペッパーもアクセントに入っています。そこにさらに梅スパイスを加えると、豚の旨味とカレーの酸味、スパイスの刺激が合わさってなんとも言えないおいしさに。1年かけてカレーを極めていくという店主のこだわりと探究心に感服です。これですでに完成されているように感じましたが、これからさらに進化を遂げていくのでしょうか。
2021年に極めたというバターチキンカレーは、甘口でお子さんでも食べられるやさしい味。チキンは柔らかくふんわりして、たっぷり入っていました。
日替わりカレーは「鯛白湯のイカアサリ醤油麹キーマ」。あさりがたくさん入っていて、魚介の旨味が凝縮されていました。これまたおいしい!日替わりだから次はもう食べられないかも。と思ったら少し切なくなりました。
この記事を書きながら思い出すだけでおいしい幸福感が蘇りそうな気持ちになる「シモカワスパイス」のカレー。すっかりこの沼にはまってしまいました。
食べ終わってお店を出ると「本日分は完売」の案内が。遅めのランチタイムでも、お客さんがひっきりなしに訪れているほどの大人気ぶりでした。食べられて本当によかった……!
看板をよく見ると、ライス1kgまで無料って書いてありました。なんという太っ腹!
「SNSで話題の"バズるグルメ" 第66回 【スパイスカレー界の新星】“ポークビンダルー”沼にどハマり!「すっぱ辛い!」「クセになる!」の声続出」(外部リンク)という記事を読むと、ポークビンダルーカレーの魅力が詳しく書いてあったので、興味のある方はご一読をおすすめします。
「シモカワスパイス」のInstagramでは、今後の営業予定も確認できます。新宿でも間借りカレーの営業があるそうです。
お店に行くときは、予約してカレーを取り置きしてもらってから行くのがおすすめです(席の予約はできないそうです)。
【店舗情報】
名称:シモカワスパイス
住所:東京都調布市下石原3-2-7
営業時間:日12:00〜15:00 ※ なくなり次第終了