これがドリッパーの新常識。ESPROの『BLOOMドリッパー』レビュー
ドリッパーを選ぶ時にまず考えるのが、金属フィルターとして淹れられるものにするか。それともペーパーフィルターを使うドリッパーにするか。
これは購入する時には当たり前の思考だと思ってたんだけど、それはただの思い込みだったようで。
そう思わせてくれたのが、今回紹介したいESPRO(エスプロ)の『BLOOM ドリッパー』だ。僕のTwitterでも想像以上に好評だったので、Yahoo!でも早速レビューしていきたい。
カナダ発、ESPROの『BLOOM(ブルーム) ドリッパー』
こちらが今回購入したESPROの『BLOOM ドリッパー』。見た目は至極スタイリッシュで、すごくクールな印象をしている。
実際に淹れてる時がこんな感じ。これは金属フィルターとして淹れてるんだけど、抽出スピードは "1人分" だとかなり早く落ちてくれる。
その割には豆の成分が無駄なく抽出されていて、コクのあるコーヒーを楽しめる。
僕がツイートした時もかなり好評だった印象がある。
ただ2人分は正直向いていないかも。豆の量を15g以上にして淹れた瞬間に一気に抽出スピードが落ちた。1人分(コーヒー約200g以下)を淹れるのには最適なドリッパーだと思う。
付属のペーパーフィルターを使えばスッキリと淹れられる
BLOOMドリッパーを購入すると付いてくるのが、この独特な形状をしたペーパーフィルター。金属フィルターとして淹れる時よりも早い抽出が可能だ。
僕は朝にBLOOMドリッパーを使いたいときはペーパーフィルターを使ってスッキリと。夜は金属フィルターとして濃厚なコーヒーを淹れ、牛乳で割ってカフェオレにしてみたり。
シリコンスリーブが価値を一気に上げた
開封したときはシリコン製のスリーブをどう使うのか正直分からなかったんだけど、実は超重要。
そもそもステンレスでできている本体は、コーヒーを淹れると熱伝導によって熱くなる。しかし、シリコンスリーブを持つことによってステンレスの部分に触れることなく持ち運ぶことができるので、火傷の心配もなく安心という訳だ。
美しく落ちてくるコーヒー
コーヒーが落ちてくる瞬間が一番好きかもしれない僕が過去最高に感動したのが、このESPROのBLOOMドリッパーだった。
表面張力が力強く働き、一滴一滴をゆっくりと眺めることができるのだ。ぜひ実際に見てほしいポイントのひとつ。
合わせて使いたい、ESPROの『テイスティングカップ』
今回サーバーの代わりとして使っていたのが、同じくESPROの『テイスティングカップ』という、至極シンプルなマグカップ。BLOOMドリッパーとの組み合わせがすごく好きで、最近のお気に入りだ。
気になる人は、僕のブログ『ORIFFEE(オリフィー)』で『好きな香りでフォルムを選ぶって、おもしろい』という記事を公開してるので、ぜひチェックしてみて欲しい。
まとめ
こんな感じでESPRO(エスプロ)の『BLOOMドリッパー』についてレビューしてみた。元エンジニアの創業者によって開発されただけあって、かなり洗練された造りになっている
金属フィルター特有の濃厚なコーヒーに加え、ペーパーフィルターのスッキリとした飲みやすいコーヒーをたったひとつのドリッパーで表現できるのは、本当に最高。
新たなコーヒー体験をしてみたい人にはまさにピッタリのドリッパーに違いない。
▼今回紹介した商品
▼ブログ『ORIFFEE』でもご紹介