【京都市東山区】南座のまねきが上がっています! さてどれが2枚目、3枚目の看板スター?
一気に寒くなりましたね。いよいよ師走に突入です。! 京の師走の風物詩といわれてきた南座の「まねき」もあがっています。京都の人は、これが上がると今年も一年の終わりなんだなあと皆が思うのだそうです。
吉例顔見世興行のラインナップとして、独特の風情を醸し出す勘亭流の文字で書かれます。隙間なく文字が書かれるのは、客席が埋まるようにとの願掛けなのだそう。2022年12月1日に訪れると今年は52枚が掲げられていました。
現代の「歌舞伎役者」さんは、「松竹」に所属しているのですが、江戸時代の歌舞伎は七つあったといわれる座がそれぞれ興行を行い、役者さんたちはみんな、一年単位でそれぞれの座と契約して、一年間はその座の公演だけに出ていたといいます。来年のその座の役者さんの紹介のため、お披露目するのが、顔見世興行でした。現在は南座・松竹のみの興行となりますが、恒例行事として残ったのが顔見世となります。
さて、男子(おとこしさん)をよく、二枚目、三枚目といいますが、語源はここから来ているといいます。客を寄せられる人気のスターを二枚目に、道化役を三枚目に書いたところから来ているのだとか。う~ん、でもこれ、どれが二枚目、三枚目なんだ?
時に2022年の紅葉はほんとに綺麗でした。東山でも清水寺や高台寺周辺、円山公園など最高の色づきでした。
今週末、東福寺や安楽寺などでは、散紅葉の風情も楽しめそうですね! 寒いなか防寒対策をしてお出かけください!
まあ、そんなことで、一年はあっというまですねえ、はあ(ため息)。
南座(外部リンク)京都市東山区四条大橋東詰 075-561-1155